「オーディオ高校野球」の進化
今年、朝日放送ラジオとradikoが共同で展開する「オーディオ高校野球」が、さらなる進化を遂げています。この新サービスは昨年にスタートし、今年は特に全面的な強化が図られました。多くの高校野球ファンにとって嬉しいニュースとして、ラジコのプラットフォーム内に特設チャンネルが設置され、第107回全国高等学校野球選手権大会を見逃すことなく完全無料で楽しむことができます。
また、新たに導入された「タイムフリー」および「タイムフリー30」機能により、好きな時間に過去の試合を聴くことができるようになりました。これにより、リアルタイムで聴けなかった試合を気軽に楽しむことができ、より多くのファンがこのサービスにアクセスしやすくなっています。
試合間の魅力的なコンテンツ
「オーディオ高校野球」では、試合と試合の合間にオリジナルコンテンツも充実しています。特に注目されるのが「ふるさとマイベストゲーム」という新しいプログラムです。山口史朗氏をゲストに迎え、全国各地で活躍するアナウンサーたちが一緒になり、地元にまつわる思い出の試合について語り合います。
このコンテンツは、6月30日時点で全国13局から18の異なるトークを収録しており、聞くだけでその地域の高校野球に親しむことができます。収録地域は幅広く、北海道から沖縄まで、新たな試合の回顧や感動的なエピソードが次々と発表される予定です。
オーディオ高校野球の利点
「オーディオ高校野球」は、DAU(Daily Active Users)約190万人を擁するradikoプラットフォームの新たな高速域を切り開き、地上波ラジオとは異なる形で高校野球中継を行っています。地上波ではできない完全中継を全国どこにいても無料で楽しめるというのは、大きな利点です。
このサービスは、2025年からタイムフリー、タイムフリー30に対応することで、さらなる利便性を追求しています。これにより、自分のペースで高校野球を楽しむことができ、ファンにとっては新たな楽しみ方を提供します。
ABCラジオと高校野球の歴史
ABCラジオは、高校野球中継において長い歴史を持っています。1952年に開局した際初のラジオ中継を行い、その後1957年にはテレビ中継も開始しました。「甲子園は清原のためにあるのか」「勝負はしません!」「日本文理の夏はまだ終わらない!」といった名実況を残し、多くのファンに愛されてきました。現在も関西エリアを中心に有名監督たちの解説とともに、実力派アナウンサーたちによるエネルギッシュな実況が楽しめます。
「オーディオ高校野球」は、これまで以上に進化し続ける高校野球ファン必見のコンテンツとなっています。今後の展開に期待が高まります。これからも、新たなコンテンツや機能の追加を通じて、より多くのファンに愛され続けることでしょう。ぜひ、このサービスを通じて、全国の高校野球の熱い戦いを楽しんでみてください。