歌舞伎の美しい舞踊
2026-01-27 15:37:22

市川染五郎と市川團子の美しき舞踊、歌舞伎が2月にテレビ初放送

日本の伝統芸能である歌舞伎が再び私たちの目の前に迫ってきます。2月は、CS放送の「衛星劇場」で、市川染五郎と市川團子が共演する『蝶の道行』、さらに中村勘九郎と中村七之助が主演の『きらら浮世伝』がテレビ初放送されます。

まず、『蝶の道行』は、市川染五郎と市川團子が舞台上で恋人同士の助国と小槇を演じ、その美しい舞踊は観る者の心を奪います。この舞踊は、命を奪われた若き恋人たちの儚い愛を象徴しており、二人は蝶の姿となって美しい舞台で舞い踊ります。助国と小槇の物語は、彼らの恋が叶わず世を去った後の姿を描いたもので、特に「世の中は夢か現か」という台詞が印象的です。舞踊の中で彼らは懐かしむように踊り、喜びに満ちた過去を思い出しながら、その後襲いかかる苦しみに抗おうとします。しかし、残念ながら彼らの運命は悲劇的であり、ついには倒れて息絶える場面もあります。

放送日程は2月3日(火)午後4時から、そして12日(木)午後5時からです。この感動的な舞踊はぜひ見逃せません。

次に『きらら浮世伝』についてです。この作品は、1988年に銀座セゾン劇場で上演されたもので、今や伝説と化した中村勘三郎が演じた「蔦屋重三郎」の物語です。37年の時を経て新たに歌舞伎として再演されることになりました。この作品は、若き才能を発見し、江戸の文化を花開かせた蔦屋重三郎の生き様を描いています。

天下泰平の時代、小さな貸本屋を運営しながら夢を抱く蔦屋重三郎が、時代の変化に伴い、次第に厳しい現実に直面していきます。物語は彼が遊女お篠らとともに奮闘し、庶民から愛される存在へと成長する様を描きます。寛政の改革による財産没収という大きな壁に立ち向かう重三郎の熱い姿勢と同時に、彼の周りに集まる個性的なキャラクターたちの人間ドラマが見どころです。中村勘九郎が蔦屋重三郎役を務め、中村七之助がお篠役に抜擢されており、極めてダイナミックな舞台に仕上がっています。

『きらら浮世伝』は、2月2日(月)午後4時から、また11日(水)午後4時から放送される予定です。感情豊かで、若き才能が交錯するこの青春群像劇に、ぜひご期待ください。

この2つの名作が同月に放送されることは、歌舞伎ファンにはたまらない魅力です。次世代の花形たちの活躍を見逃さず、またその美しさやドラマに触れて、新たな感動を得る機会にしたいですね。

詳細や視聴方法については、公式サイトやCS衛星劇場のページをご確認ください。今回の放送で、近代歌舞伎の魅力を再発見することができるかもしれません。


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