俳優の海宝直人さんが主催するスペシャルトークイベントが、5月31日(土)に東京都の東劇で開催されることが決定しました。同イベントでは、モーツァルトの名作オペラ《フィガロの結婚》を、スクリーンを通じて楽しむことができ、さらに海宝さんがオペラの魅力を直接語ってくれる貴重な機会となります。
《フィガロの結婚》は、モーツァルトが作曲した喜劇オペラの最高峰と評され、人間の愛と欲望、そしてその道を阻む障害の数々を描いた作品です。本作は、今シーズンのMETライブビューイング第6作目として、全国で公開されることが決まり、特に東劇では6月12日(木)までの上映が行われます。
本作品の背後には、モーツァルトとその台本作家ダ・ポンテの緊密な協力関係があり、彼らの才能が融合した結果として生まれた素晴らしいオペラです。
今回のスペシャルトークイベントでは、海宝直人さんが自らの経験や、役者としての視点から《フィガロの結婚》の見どころを掘り下げて語ります。特に、海宝さんは音楽劇「ダ・ポンテ~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~」でダ・ポンテ役を演じた過去もあり、多角的な視点からこの作品を楽しむことができるでしょう。
トークイベントは、12:30からスタートし、約30分の間、海宝さんが観客と直接対話することが予定されています。その後、モーツァルトの名曲が織り込まれた《フィガロの結婚》の上映が行われるという趣向ですので、オペラの美しい音楽に浸るだけではなく、海宝さんの解説を通じてより深く作品を理解する時間になることでしょう。
会場は東京都中央区築地の東劇で、アクセスも非常に便利です。東銀座駅から徒歩1分という立地は、多くの方にとって参加のハードルが低いため、ぜひ足を運んでほしいイベントとなります。
料金は、一般3,700円、学生2,500円(税込)で、特別鑑賞ムビチケカードも利用可能です。観客には限りがあるため、早めにチケットを確保することをお勧めします。チケットの販売は、5月17日(土)17:00からSMTM会員向け、21:00から非会員向けに、それぞれインターネットで行われます。また、5月18日(日)からは劇場窓口でもチケットを購入可能です。
海宝直人さんは1988年に千葉県で生まれ、7歳で劇団四季の『美女と野獣』で舞台デビューを果たしました。その後、多数の舞台作品や音楽活動を経て、今や幅広いジャンルで活躍する実力派俳優となっています。今回は、彼の豊富な経験と知識から、オペラという芸術がどのように構成されているのかを伺うことができる貴重なイベントです。ベテランと若手が集うオペラの世界で、熱気と感動を共に体験しましょう。
このスペシャルトークイベントを通じて、モーツァルトの《フィガロの結婚》の素晴らしさや、海宝直人さんの人間的魅力に触れることができる午後をぜひご楽しみに!