「Short K」設立
IMXとワンエーカーが共同で設立した新しいショートドラマレーベル「Short K」が、韓国ドラマに特化したコンテンツを日本市場に届けることを目指しています。近年、動画視聴習慣が変化する中で、特に縦型のショートドラマが注目を集めており、これを背景にこの新しいレーベルが立ち上がることになりました。
韓国ドラマの魅力を手軽に楽しむ
韓国ドラマは、国内外でますますその人気を高めていますが、「Short K」は、Amazon Prime Video等の主要な配信プラットフォームで展開されている人気ドラマを、1〜3分のショート動画に再編集して提供します。この形式は、忙しい現代人にとってカジュアルに視聴できる魅力を持つでしょう。また、ドラマの本質を損なわずに、若い視聴者にも手軽に楽しめる形で再構成されることが目的です。
「本編を見る余裕がないけれど、ショートドラマなら」という新たなユーザー層のニーズに応えることが期待されています。コンテンツの裾野を広げる新しい取り組みとして、今後もシーンの再編集や縦型フォーマットの展開が計画されています。
若年層をターゲットにしたプロジェクト
「Short K」の第1弾として、すでに注目を集める2作品が予定されています。一つ目は、スリラー作品「夜になりました~人狼ヲ探セ~」で、リアルな人狼ゲームをテーマにした物語です。この作品では、修学旅行中に人狼ゲームに巻き込まれた高校生たちが、命を懸けたサバイバルに挑みます。
次に、恋愛ドラマ「今夜泊まっていかない?」では、特定の相手を作らないことを選んだ主人公が、マッチングアプリで出会った男性との一夜のストーリーを描いています。これにより、視聴者は共感しやすい恋愛のリアリティに触れることができるでしょう。
国内外での多様化を狙う
「Short K」の設立により、韓国ドラマが更に身近に感じられるだけでなく、国内のショートドラマ市場に新たな風を吹き込むことになるでしょう。これまで中国や日本の作品が中心だった市場に対して、韓国ドラマという新たなジャンルの提案が期待されています。
ショートドラマのプロモーションはTikTokを利用したユーザー層へのアプローチなど、多角的な展開が見込まれています。IMXとワンエーカーのタッグによるクリエイティブな試みが、これからの韓国ドラマの進化につながることを祈ります。私たち視聴者も、その変化を楽しみに待ちたいですね!