舘ひろしが伝える、災害医療支援の重要性とは

2023年7月1日、特定非営利活動法人ジャパンハートは、公益社団法人ＡＣジャパンの2025年度支援キャンペーンに採択された新広告を発表しました。昨年に引き続き、5回目の展開となるこのキャンペーンでは、特に「災害」というテーマを掲げています。

災害と医療の現場の過酷さ

日本は地震などの自然災害が頻繁に発生する国であり、医療支援が必要な状況がいつ訪れるか分かりません。広告では、医療が届きにくい地域が、遠い国だけでなく、日本国内にもあることに着目。災害時には多くの人々が医療を必要とするため、サポートの輪を広げることが必要だと訴えかけています。

舘ひろし氏の強力なメッセージ

広告イメージキャラクターとして起用された舘ひろし氏は、災害発生時に全国各地で炊き出し活動を行ってきた経験をもとに、本広告に登場します。
彼は自身がボランティアとして被災地に赴いた経験から、医療現場が直面する厳しい状況を実感していると語ります。「ジャパンハートは、日本国内外の両方で医療支援を行っており、その信念に強く共感しています」とも述べています。

舘氏は「災害が多い日本では、誰もがいつ災害に見舞われ、自分の身が危険にさらされるか分からない。そのため、信頼できる医療支援の存在が非常に重要です」とのメッセージを強調します。

ジャパンハートの活動

ジャパンハートは「医療の届かないところに医療を届ける」という理念のもと、国内外での活動を続ける国際医療NGOです。毎年約4万件の治療を行い、これまでに35万件以上の治療を提供してきました。特にその活動は、アジアの開発途上国で焦点を当てています。

また、日本国内では離島やへき地への医療者派遣を行ったり、災害支援活動にも力を入れることで、地域住民に寄り添った医療を実現しています。彼らの信条は、単に「命」を救うだけでなく、「人生」や「心」も救う医療を提供することです。

広がる支援の輪

このキャンペーンを通じて、多くの人々が災害医療に関心を持ち、さらなる支援の輪が広がることが期待されています。特に舘ひろし氏のように実際に現場を知る人々が発信するメッセージは、多くの人にとって心強いものとなるでしょう。

日本は災害が多い国です。そのため、私たち一人ひとりが医療支援の必要性を考えることが求められています。
すべての人が救いの手を差し伸べられる社会を目指すために、ジャパンハートの活動とその理念に共感し、サポートしていくことが私たちの責任と言えるのではないでしょうか。

（出典：特定非営利活動法人ジャパンハート）ジャパンハート公式サイト