グラスヒュッテ・オリジナルの新作パノマティック・カレンダー
グラスヒュッテ・オリジナルが新たに発表した「パノマティック・カレンダー」は、時計製造の芸術性を見事に具現化したモデルです。特に、早朝の静寂な時間帯に生まれたこの時計は、職人たちの情熱を称賛する仕上がりとなっています。彼らは伝統を重んじながらも、新たなインスピレーションを得るために早朝に作業を行い、そのスタイルは今なお続いています。この新作モデルは、「ブルー オブ ドーン」という名の通り、鮮やかな青色を基調とし、見る者に強い印象を与えます。
パノマティック・カレンダーのデザイン
この時計は直径42mmのプラチナケースに収められており、透明感を備えています。全面スケルトン加工が施されており、ブルーのコーティングとともに、文字盤の装飾が優雅な雰囲気を醸し出しています。特に、3時位置と6時位置の間に位置するレトログラード月表示機能は、湾曲したブルーのサファイアクリスタルの窓から見えるようになっており、月が数字で表示され、他の月と交互に強調される仕組みになっています。
さらに、パノラマデイトが4時位置に配置されており、日付は一年に一度の3月1日を除いて、調整の必要がありません。また、2時位置にはクラシックなムーンフェイズが装備され、星空のデザインは手作業で仕上げられています。このように、造形の美と機能性が見事に融合し、視認性も兼ね備えたデザインが評価されています。
時計の内部メカニズム
パノマティック・カレンダーの心臓部は、自社製キャリバー92-11というムーブメントです。この高性能の機械式ムーブメントは、28,800振動/時で動作し、精度とスタイリッシュなデザインを兼ね備えています。さらに、シリコン製ヒゲゼンマイを使用することで、磁場や温度変化に対する耐性が向上し、安心して使用できます。また、長時間の稼働が可能な100時間の動作時間も魅力です。
ケースバックを通しても、グラスヒュッテリブ仕上げやブルースティールネジなどの伝統的な装飾が施されています。150本限定のこのモデルは、それぞれ職人の手によって組立てられ、装飾や調整が行われており、その品質は他のモデル同様に保証されています。
新作の販売について
新作パノマティック・カレンダーは、2025年9月以降、グラスヒュッテ・オリジナルのブティックや世界中の正規販売店で購入可能となります。時計は単なる時を告げる道具ではなく、職人の思想や情熱を受け継ぎ、時間を超えた価値を持つアート作品としても楽しめます。
グラスヒュッテ・オリジナルの歴史
1845年から続くグラスヒュッテ・オリジナルは、ドイツのザクセン州に位置するマニュファクチュールで、伝統的な技能と革新技術を融合させて時計を生み出しています。ムーブメントの95%を自社で製造し、最高品質の時計製造を行っているのがこのブランドの誇りです。グラスヒュッテ・オリジナルは、その歴史と品質から、時計愛好家にとって特別な存在であり続けています。