若き挑戦者たちを称えるU30アスリート支援プロジェクト授賞式を開催

U30アスリート支援プロジェクト授賞式

2025年11月16日（日）、株式会社アルプロンが主催する「U30アスリート支援プロジェクト」の授賞式が表参道バンブーで開催されました。このイベントは、大学生から社会人の30歳以下のアスリートを対象にしたもので、732名という多くの応募者の中から選ばれた受賞者たちが、彼らの努力と挑戦を称えられる一日でした。

賞と受賞者一覧

授賞式では、受賞者たちが自身の特技や努力を支えてくれた人々への感謝の言葉を述べる場面が印象的でした。特に、審査基準には競技成績だけでなく、「挑戦を続ける理由」や「周囲への感謝」が重視され、選出されたアスリートたちには以下の賞が授与されました。

ゴールド支援賞

- 陸上（短距離）宮﨑亜美香（ミヤザキアミカ）

シルバー支援賞

- 競輪小野健作（オノケンサク）
- 陸上（やり投げ）比嘉遥（ヒガハルカ）
- 陸上（十種競技）山岸幹（ヤマギシモトキ）
- 卓球山下海大（ヤマシタカイト）
- 陸上（短距離）壹岐いちこ（イキイチコ）

ブロンズ支援賞

- アルペンスキー石塚結（イシヅカユイ）
- プロボクシング小林連（コバヤシレン）
- デフリンピック・自転車田中航太（タナカコウタ）
- ウエイトリフティング西尾明莉（ニシオアカリ）
- 陸上（十種競技）松下怜（マツシタレイ）
- サーフィン宮澤輝（ミヤザワキラ）
- クラシックバレエ横地満奈（ヨコチミツナ）
- サッカー鈴木璃萊（スズキリンラ）
- 陸上（駅伝）山本釉未（ヤマモトユミ）
- パラ陸上（400m／T20）三島楽人（ミシマガクト）

特別賞

特別賞は、挑戦を続けている50名のアスリートに贈られ、その背景にはそれぞれの努力と情熱が如実に見て取れました。

開会挨拶と来賓の声

授賞式では、株式会社アルプロンの代表取締役社長、坂本雅俊氏が開会挨拶を行いました。「競技成績にこだわらず、皆さんが人として応援したい存在かどうかも重要だ」と語り、さらにこの出会いが選手同士を結びつけ、支え合いの輪が広がることを期待しました。また、来賓として参加した日立製作所の社外取締役、山本高稔氏も受賞者たちの姿に感銘を受けたと述べ、「仲間との共感が力を生む」といった感想を共有しました。

プロジェクトの意図と今後の支援内容

このプロジェクトは、大学生から29歳までのアスリートを対象にしたもので、経済的な負担を軽減し、持続的な支援を提供することを目的としています。プロジェクトの発起人であるアルプロンの管理栄養士、井出真珠美氏は、応募者の多様性に感動しつつも、彼らが直面している困難についても語りました。今後、受賞者にはアルプロン製品の提供、栄養サポート、活動広報など、さまざまな形での支援が約束されています。

クロージングスピーチ

最後に坂本氏がクロージングスピーチを行い、「皆さんが孤独を感じることもあるかもしれないが、今日の出会いがその孤独を和らげるものであってほしい」と締めくくりました。多くのアスリートたちにとって、その言葉は力強い支えとなることでしょう。

当日の様子や受賞者の詳細なプロフィールについては、アルプロンの公式ホームページやSNSで確認できます。この授賞式は、若いアスリートたちに新たな希望と挑戦の機会を提供する記念すべきイベントとなりました。