磁石を駆使した新しいボードゲーム『プラネピタ』
ボードゲーム愛好者に待望のニュースが届きました。ボードゲームブランド「SzpiLAB(シュピラボ)」が、磁石の仕組みを活かした新たなアクションボードゲーム『プラネピタ』を、2025年12月1日から全国の家電量販店やボードゲーム専門店で一般販売を開始します。また、2025年12月5日からは、株式会社ハンズの一部店舗でも購入可能となります。
『プラネピタ』は、宇宙を舞台にしたゲームで、プレイヤーはコマを弾いて惑星に着陸させるというシンプルで楽しい内容です。このゲームの魅力は、アクション性と戦略性を融合させている点にあります。一方で、着陸したコマの数やその強さによって勝敗が決まるため、プレイヤーは戦略を立てながら楽しむことができるのです。
評判の良いゲームとしての背景
このゲームは、2022年の発表以来、多くのファンに支持され続けており、「アークライト・ゲーム賞2022」優秀賞を受賞するなど、業界からも高い評価を得ました。安心して遊べるように安全性が確認され、いよいよ全国流通がスタートする運びとなりました。なお、プラネピタは「磁石を使ったボードゲーム」ですが、磁石同士を引き合わせるものではないため、2023年施行の消費生活用製品安全法において特定製品には該当しません。これは経済産業省からの確認済みです。
磁石ギミックの面白さ
『プラネピタ』の最大の特徴は、コマに内蔵された特殊な磁石。プレイヤーはコマを表向きにすると高得点が狙える反面、他のプレイヤーに弾き飛ばされやすくなります。一方、裏返せばボードに強力に「ピタッ」とくっつくため、防御力がアップ。いずれの選択も攻めと守りの判断が求められるため、指先から伝わる磁力とともに、このギミックがプレイヤーを夢中にさせます。
ルールの簡潔さと楽しみ方
ルールは非常にシンプルで、「ロケットからコマを弾く」というもの。カーリングやおはじきといった直感的な操作が可能なため、小さなお子様から大人まで、すぐにゲームを楽しむことができるでしょう。配置戦略の深さは、ボードゲーム愛好者も唸るほどです。また、言語を必要しないため、海外の方ともすぐに楽しむことができます。
発売の背景と国際的な評価
『プラネピタ』は、インディーズ版でのゲームマーケットなどでも完売を記録し、「アークライト・ゲーム賞2022」にも輝きました。クラウドファンディングでは、1,000人以上の支援者からの支持が寄せられ、国際展示会「エッセンシュピール」でも高い注目を浴びました。一時は法改正による発売中止の危機に直面したものの、「このゲームを広めたい」という開発チームの思いが実を結び、全国発売が実現したのです。
商品概要および公式情報
- - 商品名: プラネピタ
- - 希望小売価格: 4,950円(税込)
- - 一般発売日: 2025年12月1日
- - プレイ人数: 2〜4人
- - プレイ時間: 15〜30分
- - 対象年齢: 8歳以上
- - 内容物: 惑星ボード1枚、シューター4個、宇宙人コマ16個、おじゃまコマ1個、得点チップ12枚、得点チップボード1枚、ブラックホールボード1枚、ラスPチップ1枚、2倍チップ4枚、説明書2部、シール1枚、シール貼り方説明書1部
- - ゲームデザイン: 藤縄英佑、堀和紀
- - アートワーク: 遠山美月
『プラネピタ』の詳細については、公式サイト(
szpilab.com)をご覧ください。
SzpiLAB(シュピラボ)について
シュピラボは、2021年に設立された日本のボードゲーム制作ブランドで、ユニークなギミックとシンプルなジレンマをテーマにした作品を次々と発表しています。『プラネピタ』を始めとし、これまでに『ラフレシアン(2023)』や『スノープ(2025)』などのゲームを発表しており、ボードゲームの新しい楽しみを提供しています。
興味を持った方はぜひ、発売に備えて姿をチェックしてみてください!