「La Salle F」でアートと音楽の饗宴
東京の広尾にある多目的サロンホール「La Salle F」。ここで、現代アートの巨星・高屋永遠による初のアートプログラム「Crescendo in Obscurity」が2026年4月24日から30日まで開催される。
この展示では、光と時間の関係性をテーマに、視覚の不思議さを体験できる作品が数多く揃います。高屋は資生堂との共同研究から生まれた化粧用パール材を用いた作品や、国語教科書の装画となった作品を公開し、さらに物質性やそれに隠れる空気、気配を探求したものを展示することで、訪れる人々に新たな視覚体験を提供します。
アートに響く音楽
特に注目すべきは、会場に設置されるスタインウェイのフルコンサートグランドピアノ。このピアノの音色に合わせて、アーティスト・ピアニストの木村仁星が高屋の作品に触発されたオリジナル楽曲を演奏し、音楽とアートが一体化した独特の空間を創出します。高屋のアートと木村の音楽とのコラボレーションは、互いの作品が相乗効果を生み出し、来場者に深い感動を与えると期待されています。
高屋は展示を通じ、「光や視点の変化の中で像がゆっくりと現れ、微かな揺らぎを感じてもらいたい」と話します。彼女の作品群は、空間の響きとともに新たな知覚を呼び起こし、視覚と聴覚が織りなす芸術体験は、一見の価値があります。
開催概要とアーティスト来場
- - 開催期間: 2026年4月24日(金)〜30日(木)
- - 開館時間: 11時〜20時(4月26日のみ15時まで)
高屋自身の来場日も決まっており、4月25日(土)、26日(日)、29日(水・祝)の各日、14時から17時まで。また、26日のみ15時までとなっており、直接アーティストと触れ合える貴重な機会です。
さらに、一部作品の抽選販売も行われるため、アート愛好者や高屋のファンには見逃せないイベントとなっています。
アーティストたちの背景
高屋永遠(たかや・とわ)は、1992年に東京で生まれた現代美術家であり、ロンドンのゴールドスミス・カレッジで学びました。彼女の作品は常に物質と光の関係に焦点を当て、視点や光環境の変化によってその姿を変える「現象」を探求しています。昨年から資生堂との共同研究を進め、化粧原料を素材にした新たな表現を試みています。
一方、木村仁星(きむら・にせい)は、青森県出身の若手ピアニスト。4歳からクラシックピアノを学び、作曲活動も手がけています。最近の活動では全国ツアーを実施し、アーティストとしての幅を広げています。
La Salle Fについて
La Salle Fは、資生堂の理念「文化と芸術が人と社会を豊かにする」を体現するために設立されたサロンホールで、音楽の響きを最大限に活かすデザインが施されています。様々なジャンルの演目が開催され、豊かな文化交流の場としての役割を果たすことを目指しています。
この特別なアートプログラム「Crescendo in Obscurity」は、高屋永遠と木村仁星のアートと音楽のコラボレーションが生む、アートの新たな楽しみ方を体験できる機会です。ぜひ訪れて、感じて、共鳴するひとときをお楽しみください。