チャリティ音楽体験
2025-04-08 13:19:27

横浜マラソン2025でのチャリティプログラムが新たな音楽体験を創造する

横浜マラソン2025での新たなチャリティプログラム



認定NPO法人スローレーベルが提案する音楽プロジェクト『Earth Pieces』が、2025年横浜マラソンのチャリティラン寄付先団体に選出されました。この与えられた機会を契機に、プロジェクトは2026年にイタリア・ミラノでの公演実現に向けてパートナーを募集しています。

Earth Piecesプロジェクトとは


『Earth Pieces』は、横浜トリエンナーレの一環として2024年に開催されたワールドプレミアで注目を集めた新しいスタイルの音楽プロジェクトです。このプロジェクトは、音楽経験がない人々を含め、様々な背景を持つ参加者が自分自身の音色で合奏することを可能にする点が特徴です。合奏は、各自が持つ個性を活かしつつ、全体としてのハーモニーを築く独特の体験を提供しています。

2024年のワールドプレミアでは、多様なバックグラウンドを持つ28名の参加者が、楽器を使用して『喜びの歌(第九)』を共に演奏しました。プロジェクトの音楽監督である蓮沼執太は、参加者が自由に楽器を選び、空き瓶やタップダンスなどの非伝統的な楽器を使って一体感を生み出すことを目指しています。このプロセスを通じて、参加者たちは音楽を通じた社会的なつながりを深め、自己表現の喜びを体験しました。

メディアの注目


このプロジェクトは、特にそのユニークな形式が評価され、報道機関でも多く取り上げられました。『日テレNEWSカルチャー』などの番組で特集が組まれ、力強いメッセージが発信されています。また、2025年にはイギリス・ロンドンにおいて、国際カンファレンス「GEI17」においても取り上げられ、アクセシビリティとサステナビリティの視点から新しい音楽イベントのあり方が示されました。

ミラノ公演の展望


2026年3月には、ミラノで冬季パラリンピックが開催され、プロジェクトは120名の障害を持つミュージシャンが参加する『Earth Pieces in MILANO』を計画しています。音楽学校「AllegroModerato」と共同で、突破口となる公演が目指されています。ライブパフォーマンスには合奏に参加する様々な国からの新たなプレイヤーが求められ、障害や文化の壁を越えた力強い音楽体験が創造されるでしょう。

音楽の設計図


今回の公演では、「音楽の設計図」というコンセプトが重要な役割を果たします。この設計図は、視覚、聴覚、身体における多様なニーズに応じて作られた独自の音楽ツールで構成されており、誰もが参加できるよう工夫されています。これにより、参加者は楽譜やジェスチャーを通じて、自由に音楽表現を楽しむことができるのです。また、ミラノでの経験を日本の教育分野に活かすことも計画されており、持続可能な社会を目指す一助となるでしょう。

今後の展望


2026年のミラノ公演を皮切りに、『Earth Pieces』は2030年の国連総会にて、分断を超えた新たな「喜びの歌」を奏でることを目指しています。このプロジェクトは、アートの力を通じて多様性と調和の価値を広め、国際社会に貢献することを意図しています。

「Earth Pieces」に参加し、共に新たな音楽と社会を創り上げる旅に出ませんか?チャリティランナーとしての参加も募集しています。詳細については、公式サイトをご覧ください。


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