フェンダーの新たな革新「Player II Modified」とは
フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション(FMIC)が、4月16日(水)に新シリーズ『Player II Modified』を発表します。この新モデルは、既存のPlayer IIシリーズをさらに強化したエレクトリックギターとベースのラインアップで、演奏者の創造性を最大限に引き出すことを目的としています。
Player IIシリーズの進化
過去80年の間に、フェンダーは多くのアーティストに信頼され愛用されてきました。特に、Playerシリーズはそのユニークな音色とカスタマイズ性で評価され、昨年登場したPlayer IIシリーズもまた、多くのミュージシャンに新たな可能性を提供しました。そしてその後継として登場する『Player II Modified』は、演奏者のニーズを先取りした非常に革新的なモデルです。
このシリーズでは、音質や操作性が大幅に向上し、特にモダンなアートや音楽スタイルに適応できるよう設計されています。アーティスト自身が楽器に手を加え、自らのサウンドを追求できるよう、アプローチが再定義されています。
Fenderの精神
フェンダーの楽器は、創業以来アーティストの成長を助ける道具として機能しています。そして、それは同時にアーティストが自身のスタイルや表現を形作るためのフレキシビリティも持ち合わせてきました。ピックアップの交換やネックの設定、フィニッシュのカスタマイズなど、アーティストによって施された改造の歴史もまた、Fenderの根幹と言えるでしょう。
FMICの製品開発責任者であるジャスティン・ノーヴェル氏は、「再発明のアートに取り組んできた」と語り、新しい『Player II Modified』においても、その精神を引き継いでいることを強調しています。新開発のノイズレスピックアップや、ロッキングチューナーを標準装備し、工場からパフォーマンスを重視した状態で出荷されます。このような仕様は、プレイヤーが求める改造をそのまま反映しており、音楽の未来を切り開く一助となるでしょう。
具体的な特徴
『Player II Modified』の主な特徴は以下の通りです:
- - 新開発のPlayer II Modifiedピックアップ: 本格的なトーンを実現するハムバッカーとノイズレスピックアップ。
- - アップグレードされたハードウェアとエレクトロニクス: ブランドの中でも人気の高い改造がデフォルトで装備されています。
- - チューニングの安定性: ロッキングチューナーを内蔵し、トーンを保ったままの安定した演奏を実現。
これらの特徴により、箱から出してすぐに素晴らしい演奏体験が提供されます。このように、Fenderの革新の精神は長い伝統の中で育まれてきたのです。
アーティストとの関わり
歴史的なアーティストたち、例えばジミ・ヘンドリックスやカート・コバーン、そして現代のアーティストであるFoo Fightersのクリス・シフレットやジュリアン・ベイカーなど、彼らはFenderの楽器を用いて自らの音楽を表現し、それぞれのスタイルを築いてきました。彼らが選ぶ『Player II Modified』もその一部です。
IDLESの参加
『Player II Modified』のプロモーションには、イギリスのロックバンドIDLESが登場します。彼らのパフォーマンスと共に、この新しいギターとベースがどのように革新をもたらし、様々な音楽スタイルにマッチするかを示すためのキャンペーンを展開。彼らの動画では、『Player II Modified』が求められる多様性に対応できる楽器であることを視覚的に訴えます。
キャンペーン動画はFender公式YouTubeチャンネルでも公開されていますので、ぜひご覧ください。これを機に、絵画や音楽のように、ギターやベースを自身のスタイルに塗り替える楽しみを追求してみませんか?
最後に
『Player II Modified』は、発表から非常に期待が高まりつつあるシリーズです。エレクトリックギターとベースの新モデルが、4月16日(水)から順次リリースされる予定です。さらなる情報は、フェンダー公式サイトをチェックしてみてください。