エレクトロニックDJニーナジラーチの新曲「All I Am」を探る
オーストラリア生まれのエレクトロニックDJであるニーナジラーチ(Ninajirachi)が、最新のシングル「All I Am」と、そのミュージックビデオを発表しました。彼女は、ゲームのキャラクター「ジラーチ」にちなんだ名を冠しており、日本国内でも人気が急上昇しています。昨年11月に初来日した時は大成功を収め、その後はポーター・ロビンソンのオーストラリア公演やレーンウェイ・フェスティバルにも出演。そんな彼女の新曲の登場は、多くのファンにとって待望の瞬間です。
新曲「All I Am」は、彼女の2024年に発表予定のアルバム『girl EDM (disc 1)』の一部であり、特に「girl EDM」という新しいジャンルを先鋭化させたトラックです。インダストリアルなエレクトロクラッシュベースが特徴でありながら、黄金時代のインディポップを思わせるボーカルがシャウトとチョップで彩られ、SNS時代のダンスミュージックを体現しています。この曲は、彼女が今後さらに多くのファンに披露していくであろう新進気鋭のアンセムとなるでしょう。
霊感を受けたのは、2023年に友人と行ったジャムセッション。彼女は、この曲について「この曲は友人たちとのマジカルなセッションから誕生しました。ライブでは毎回演奏しているので、もっと多くの人に聴いてもらえるのが楽しみです」と語っています。今後のライブパフォーマンスでの展開に期待が高まります。
わずか25歳でありながら、ニーナジラーチはすでにロラパルーザ、EDC、Beyond The Valley、Spilt Milk、さらにDark Mofoなど、数々のフェスティバルのヘッドライナーとして活躍しています。彼女が開催してきたライブイベント「Dark Crystal」も好評で、前回はニューヨークのプロデューサーDossをフィーチャーし、新しい音楽体験を提供しました。2024年には、三つの大陸でのヘッドライナー公演を予定しており、今後ますますその存在感が増していくことでしょう。
彼女の過去の作品、ミックステープ『Second Nature』、EP『4x4』、そして『girl EDM』においても、トリプルJやローリング・ストーン、NMEなどから高評価を得ています。特にビルボードは、彼女を「『Scary Monsters And Nice Sprites』期のスクリレックスの女性版」と絶賛し、MGNA Crrrtaとのコラボ曲「Angel Music」を2024年の「ベストダンストラックス50」に選出しました。
「All I Am」は、彼女自身が表現するZ世代のEDM精神を体現し、現実とバーチャルの境界を超えた独自の世界を示しています。音楽業界における彼女の新たな試みに目が離せません。
リリース情報
- - アーティスト: Ninajirachi(ニーナジラーチ)
- - シングル: 「All I Am」配信中
- - 配信リンク: こちらから
- - レーベル: NLV Records
Music Video:
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これからもニーナジラーチの活躍にご注目ください!