8月9日を「長崎原爆の日」として、池袋の名画座「新文芸坐」にて、戦後81年目を迎える《戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭》の第15回が開催されます。この映画祭は、戦争の記憶を次の世代へ伝えることを目的としており、今年のハイライトは特に注目の作品が上映されます。
特別ゲストとして登壇するのは、映画界の巨匠・山田洋次監督と名女優・吉永小百合さん。お二人とも、過去の映画祭には個別に登場されたことがありますが、共に登壇するのは今回が初めてです。これまで三度もこの映画祭に参加している吉永さんと、若き日の作品や思い出を語り合う貴重な機会となるでしょう。
開催内容詳細
映画祭は2026年8月8日(土)と9日(日)の2日間にわたり、池袋の新文芸坐にて実施されます。以下のスケジュールで進行します。
8月9日
- - 9:40~12:00「母べえ」上映
- - 12:30~14:45「母と暮せば」上映
- - 15:00~15:35 「長崎 原爆の日トークショー」
ゲスト:山田洋次監督、吉永小百合さん
聞き手:立花珠樹さん
料金:2本立てとトークショー付きで2,600円
(C)2015「母と暮せば」製作委員会
(C)2007「母べえ」製作委員会
8月8日には、午前中に新藤兼人監督の遺作『一枚のハガキ』が上映され、その後続けてトークショーが行われます。新藤監督は広島出身で、自らの戦争体験を基にした作品が多く、今回の上映も特別な意味を持つと言えるでしょう。
8月8日
- - 9:40~11:40 「一枚のハガキ」上映
- - 11:50~12:35「新藤兼人 不屈の魂」トークショー
ゲスト:新藤次郎さん(新藤兼人監督の次男)
聞き手:立花珠樹さん
料金:一般1,700円、各種割引1,300円
午後は『花物語』が上映され、主演の髙橋惠子さんを迎えてトークショー「花は心の食べ物」も開催されます。この作品は、戦時中に花を育てることの意義を問いかける人々の姿を描いており、観客に深く考えさせる内容です。
各作品の上映内容
戦争によって人生が変わった人々の感情や生きる力を描く作品です。新藤監督の体験が色濃く反映されています。
家族の絆や愛をテーマにした作品で、感動のドラマ展開が特徴です。
戦争を背景にした母と子の繋がりを描いた感動的なストーリーです。
戦時中に花を育てる女性の苦悩を描いた作品で、愛と希望を語ります。
映画祭の歩み
この映画祭は、もともと2012年に個人で開催された「新藤兼人平和映画祭」が前身です。以来、毎年多くの方々に支えられてきました。2020年からは名称を変更し、戦争をテーマにした映画を通じて記憶を後世へ繋ぐことを目的としています。
映画祭は、様々な著名人によるトークショーを通じて、ただの上映を超えた交流の場を提供しています。本年で15回目を迎えるにあたり、継続的な開催には多くの支援が必要です。
次回の映画祭に向け、クラウドファンディングも行っており、支援者には特典も用意されています。
クラウドファンディング参加のお願い
映画祭の運営は個人の努力に依存しており、今年の15回目の開催を経て、次の16年目へとつなげるため、支援をお願いしています。目標金額は15万円で、様々な支援プランが用意されています。
支援の詳細は映画祭公式サイトをご覧ください。
この映画祭を通じて、戦争の記憶を次の世代に語り継いでいくことを目指しています。ぜひ、多くの方にご参加いただき、映画を通じて平和を考えるきっかけにしていただければと思います。