初心者向け天体撮影
2025-05-02 13:26:51

初心者の天体撮影に最適な新型鏡筒とレデューサーが登場

初心者向けの天体撮影機器「SDE72SS鏡筒」と「レデューサー」がお目見え



2025年5月23日、埼玉県に本社を置く光学機器メーカー、株式会社ビクセンが新しい天体撮影機器「SDE72SS鏡筒」と「レデューサーSDE for Canon EF及びNikon F」を発売します。これらの製品は、特に初心者に適した仕様となっており、手軽に天体写真撮影を楽しむことができるでしょう。

SDE72SS鏡筒の特長



まず「SDE72SS鏡筒」ですが、高性能なSD(Super ED)レンズを採用しており、色収差を極めて抑えております。これにより、星々の輝きを非常にクリアに捉え、撮影においても色にじみを防ぎます。特に、星の色や月の周辺の紫色にじみを抑えることができ、鮮明な画像を得ることができます。

さらに、レンズ全面に施されたマルチコーティングにより、光の反射を抑え、最大限に光を透過させる設計となっています。これによって、フレアやゴーストの影響が少なくなり、明確で高精細な画像を確保できます。

軽量かつコンパクトな設計



重さはわずか2.5kgで、持ち運びが容易なのもポイントです。伸縮式のフードを搭載しているため、収納時にはスペースを取らず、設置や運搬が便利になります。

また、精密なピント調整が可能なデュアルスピードフォーカサーを備えており、粗動と微動の調整が容易です。この機能は特に高倍率の観測や天体写真撮影に役立ちます。

本格的な撮影機能



「SDEレデューサー」と併用することで、焦点距離346mm (F4.8)の撮影鏡筒に変貌し、操作のしやすさも向上します。このレデューサーはAPS-Cサイズ以下のセンサーをカバーするイメージサークルφ30mmに対応しており、直焦点撮影を行う初心者に特におすすめです。

便利な付属品



鏡筒には、各種アクセサリーや本体を収納できる専用のアルミケースが付属。さらに、アリミゾ式ファインダー脚台座も取り付け可能で、自分の好みや撮影スタイルに合わせたカスタマイズが可能です。これにより、撮影スタイルを選ばずに楽しむことができるでしょう。

価格と発売日



「SDE72SS鏡筒」の価格は137,500円(税別125,000円)と、初心者でも手が届きやすい価格設定になっています。そして、同日の発売で「レデューサーSDE for Canon EF」と「レデューサーSDE for Nikon F」も登場し、それぞれ53,900円(税別49,000円)となっています。

ビクセンの信頼性



創業1949年、長い歴史を有する株式会社ビクセンは、天体望遠鏡や双眼鏡、顕微鏡など、さまざまな光学機器を手がけています。現在では「星を見せるイベント」や天体観察会なども開催しており、星空に興味を持つ多くの人々に愛されています。

新たに登場するSDE72SS鏡筒とレデューサーは、初心者が天体撮影に手を出す絶好のツールとなるはずです。ぜひ興味のある方は発売日を楽しみにしてください。


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