のん主演ウェブドラマ『MISS KING』最終回が無料配信開始！ついに復讐劇が完結

ウェブドラマ『MISS KING / ミス・キング』がついに完結

ABEMAのオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』最終回（第8話）が2025年11月17日（月）夜8時より、無料で配信されました。本作は、のんが主演を務め、天才棋士の父から奪われた人生を取り戻す主人公・国見飛鳥の復讐劇を描いています。

ドラマは、飛鳥が父・結城彰一との対局を前にして、彼へ向けた複雑な感情を抱えていく様子を丁寧に描写。飛鳥は彼に対して、復讐心と和解の思いが交錯しています。父の愛を求めつつも、彼が引き起こした過去の悲劇から逃れることができない飛鳥の姿に、多くの視聴者が共感を寄せています。

復讐を決意した飛鳥の葛藤

第8話では、飛鳥が父の自伝の一部を手に取り、彼の思いを知ることになります。父がいかに深く娘を愛していたかを知りながらも、その一方で彼女が心の中に抱える嫉妬や憎しみが再燃。飛鳥はそれに苦しみながらも、藤堂成悟（藤木直人）の助けを借りて、復讐に向けて進んでいく姿勢を見せます。

さらに、飛鳥は「自分を愛せる人が結局誰かを苦しめることになったのでは？」という父の行動の悲惨さに思い至ります。飛鳥は最終的に、他者の気持ちに背を向けてしまった父に対し、自分の意志を貫くことを決意します。

親子の最終対局と感動のラスト

圧倒的な緊張感の中で行われた最終対局。飛鳥と彰一の戦いは、まるで血を分けた親子の壮絶な殴り合いのようで、視聴者の心を引きつけました。やがて、飛鳥は昨今の実力以上に成長し、見事勝利を収め、『史上初の女性棋士』としてその名を刻むことになります。

勝利の涙を流す飛鳥に、父は「強くなったな」と声をかけ、感動的なシーンが展開されます。しかし、その後の記者会見で飛鳥は「将棋をやめます！」と衝撃的な宣言をします。これには視聴者も驚きを隠せませんでした。

エピローグと未来への可能性

ドラマは飛鳥の決断を映画のエンディングにマッチさせるように、未来への希望を暗示する場面で締めくくられます。2年後、礼子（倉科カナ）の店で過ごす藤堂と新しい家族、仲良く将棋を指す彰一とその息子の姿に、飛鳥が今どうしているのかと期待を抱かせます。

このドラマでは復讐心を通じて描かれた人間の苦悩や愛情が、見事に映し出されています。『MISS KING / ミス・キング』は2026年1月7日（水）夜10時までの間、全話無料でABEMAにて配信中です。ぜひ最後までご視聴ください！