『兄おとうと』公演情報
2026-08-31 16:50:51

井上ひさしが描く兄弟の絆と葛藤『兄おとうと』公演情報をお届け!

こまつ座第161回公演『兄おとうと』の魅力



2026年、こまつ座が送る第161回公演『兄おとうと』は、著名な劇作家・井上ひさしによる作品です。演出を担当するのは、劇団の代表でもある鵜山仁氏。初演から繰り返し上演されているこの作品は、兄弟の絆と対立を描いた音楽劇形式の評伝劇であり、見る者に深い感動を与えること間違いなしです。

ストーリーの背景とキャラクター


本作は、大正時代の政治学者で民本主義を標榜した吉野作造と、彼の実弟であり官僚として社会で成功した吉野信次の対立を描いています。兄の作造は思索家であり、弟の信次は実務家として国家のために働きます。二人の信念の違いは、時に痛烈な兄弟喧嘩として表現され、現代にも通じる問題提起をします。

作造(演:横田栄司)と信次(演:岡本圭人)は、それぞれ妻と家族を持ち、彼らの関係性を通じて、兄弟の葛藤がさらに深まります。特に、姉妹である玉乃(演:彩吹真央)と君代(演:霧矢大夢)は、兄弟の争いを和らげようと奮闘する姿が描かれます。作品は、政治的なテーマを扱いつつも、笑いや音楽を交えて、観客を引き込む工夫がされています。

公演日程と会場


公演は2026年10月11日から11月1日まで、東京の紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで開催されます。また、大阪公演もあり、2026年11月3日に茨木市文化・子育て複合施設おにクルで行われます。

  • - 東京公演: 2026年10月11日(日)~11月1日(日)
  • - 大阪公演: 2026年11月3日(火・祝)

受賞歴と過去の公演


『兄おとうと』は2003年に初演されて以来、多くの演劇賞を受賞しています。特に、鵜山仁氏が読売演劇大賞の最優秀演出家賞を受賞したこともあり、その演出力には定評があります。2009年の再々演では、俳優を新たに迎え入れ、さらなる評価を得ました。

期待される新たな公演


今回はキャストを一新し、今まで以上の個性豊かな俳優陣が参加します。新たに加わる音楽と振付により、井上ひさしが提唱したメッセージが現代に蘇ります。観客は、作中で掲げられる「むずかしいことをやさしく」の理念がどのように表現されるのか、期待を寄せています。

チケット情報


公演のチケットは、公式サイトや各プレイガイドで購入可能で、U-30割引や学生割引も用意されています。特に、観劇を通じて多くの人々がこの作品を楽しめる機会を提供する取り組みがされています。

終わりに


井上ひさしの思想と、現代の状況を重ね合わせた『兄おとうと』は、ただのストーリーに留まらず、観客一人一人に考えさせる要素が満載です。今回の公演で、皆様がどのような視点を持ち帰ることができるのか、期待が高まります。ぜひ、劇場で観覧して、素晴らしい体験をしてください。


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