「クロコダイル」が会員数100万人突破!
ファッションブランド「クロコダイル」は、2024年12月時点で総会員数が100万人を超えるという成果を達成しました。この記録は、デジタルマーケティング戦略の強化と顧客のニーズに応える施策の結果、実現されたものです。
デジタルマーケティングへの転換
「クロコダイル」は、50〜60代を中心としたシニア層を主要顧客とし、これまでは新聞広告やチラシ配布といったアナログ広告に頼っていました。しかし、デジタル化の波が押し寄せる中で、2015年から公式LINEを立ち上げ、売上を伸ばすための新たなチャネルとして活用しています。さらに、850以上の実店舗でもLINE会員の獲得を強化し、顧客との接点を広げました。
公式アプリの導入は2020年で、今では多くの顧客がこのアプリを通じて継続的に利用しています。スタンプカード機能を追加したことで、店舗での再来店促進にも繋がり、ダウンロード数が急増しました。顧客が来店する理由が明確になり、実際に多くの顧客がスマートフォンを利用するようになっています。
売上の好調とシニア層へのアプローチ
会員数が増加する中で、公式ECの売上も順調に伸びています。2015年から始まった取り組みが、現在も続いており、10年連続で売上の2桁増を目指しています。特にシニア世代においても、ECでの買い物に慣れ親しむ動きが見え始め、今後の成長が期待されています。
「クロコダイル」は引き続き、会員獲得に力を入れ、カートシステムの改善や顧客データの一元化を進めることで、より良いサービスの提供を目指していきます。オムニチャネル戦略やOMO(Online Merges with Offline)を推進し、顧客が実店舗とECでシームレスに買い物を楽しめる環境を整えていく方針です。
クロコダイルのブランドストーリー
「クロコダイル」は、“大人のTPO”をスマートに表現するブランドとして、1952年にシンガポールで誕生しました。1963年に日本に上陸して以来、ブリティッシュトラッドを基にした上質でカジュアルなスタイルが支持されています。特にポロシャツやハウンドブルゾンはブランドの象徴的アイテムで、多くの人々に親しまれています。
また、2023年にはブランド設立60周年を記念し、「クロコダイルタータン」がスコットランドのタータン登記所に登録されました。これは、ブランドの歴史と伝統を強く象徴する出来事と言えるでしょう。今後も「クロコダイル」は、着ることで自信が持てる服を提供し続け、ファッションを通じて豊かな日常をお客様と共に創造していくことを目指します。
詳細は公式ウェブサイトやInstagramにてご確認ください。