ピンクフォンカンパニーとTBSテレビの新たな提携について
2023年、韓国のエンターテインメント企業・ピンクフォンカンパニーが、日本の大手メディア会社であるTBSテレビと業務提携を締結しました。この協力により、両社は世界中の幼児およびファミリー層を対象とした新しいコンテンツの共同開発を推進し、さらに日本国内の事業拡大を図ることを目指しています。
ピンクフォンカンパニーは「ベイビーシャーク」や「ベベフィン」など、数々の成功した知育コンテンツを持つグローバルファミリーエンターテインメント企業です。中でも「ベイビーシャーク」は、YouTubeでの再生回数が驚異の158億回を超えており、世界中の幼児たちに愛される定番のキャラクターとなっています。さらに、新しいIP「ベベフィン」もNetflixでの11カ国1位を達成し、25カ国でTOP10にランクインするなど、その人気はうなぎ昇りです。これにより、ピンクフォンカンパニーは、日本市場を含む国際的なビジネスチャンスを一層広げることが期待されています。
提携を通じて、ピンクフォンカンパニーはTBSテレビとの連携を強化し、ファミリー層が共に楽しむことができる教育的なコンテンツを創出していく方針です。また、「ベベフィン」など新たなキャラクターの識名度向上や、日本国内での広範な事業展開も視野に入れています。
この動きに先立ち、ピンクフォンカンパニーは4月に行われた「あそび!学び!フェスタ」にも出展しました。特に注目を集めたのは、アニメに登場する「ベベフィンハウス」をリアルに再現したブースや、私たちの耳に残る「ベイビーシャーク」が繰り広げるシングアロングショー、さらには人気キッズカフェ「リトルプラネット」との協力で展開したアトラクションです。それにより、日本のファミリー層からも高い関心を集め、大きな成功を収めています。
さらに、ピンクフォンカンパニーは日本法人を設立し、現地でのビジネスを本格化しています。2024年には静岡を皮切りに、東京・千葉・神戸など各地でミュージカル「BABY SHARK LIVE! -The Hidden Treasure-」の全国ツアーを行う予定です。このように、積極的な展開を通じて子どもたちのエンターテインメント体験を豊かにしていく計画が進められています。
一方、TBSテレビもこれまで長年積み重ねてきた豊かな経験を生かし、「心を動かす時間を届けること」を掲げ、コンテンツの革新やデジタル展開を進めています。これにより、教育分野への注力を強化し、知育事業にも新たな息吹がもたらされています。TBSの「コンテンツクリエイティブの革新」や「EDGE(=Expand Digital Global Experience)」の戦略は、両社の提携によってさらに拡大することでしょう。
今後、ピンクフォンカンパニーとTBSが共同で手がける新コンテンツやオリジナルIPに関する詳細は、逐次発表される予定です。初の成果発表は今秋を見込んでおり、両社の今後の展開に注目が集まります。特に、ファミリー層に向けた新たなエンターテインメントの創出は、子どもたちの未来に大きく貢献するでしょう。これからの進展に期待が高まります。
ぜひ皆さんも、ピンクフォンカンパニーの公式サイトやTBSテレビの最新情報をチェックし、彼らの新たな冒険を一緒に楽しんでいきましょう。