総務省がデジタル化推進エンジニアを募集
最近、総務省の大臣官房にて、サイバーセキュリティおよび情報化推進室が非常勤職員、具体的にはデジタル化推進エンジニアを募集しています。この募集は、令和6年度からのネットワーク基盤の移行に伴う重要な役割を担うためのものです。
募集の背景
今回、募集されるポジションは、政府共通システム環境であるGSS(ガバメントソリューションサービス)への移行を支えるためのものです。このGSSは、デジタル庁が運営し、将来的な行政のデジタル化において中心的な役割を果たします。新たな基盤においては、ネットワーク運用管理や関係者との調整、問い合わせ対応など多岐にわたる業務が求められます。
職務内容
デジタル化推進エンジニアとしての主な業務内容は以下の通りです。
- - ネットワーク運用管理: 安全かつ効率的に運用されるための管理業務。
- - 関係者との調整: 総務省内の各部局やデジタル庁、関係事業者との連携を図ります。
- - 問い合わせへの対応: 職員からの様々なリクエストに迅速に応える必要があります。
- - プロジェクト管理: 各種プロジェクトの進行管理も重要です。
募集の条件
この非常勤職員のポジションには、以下の条件が求められています。
必須条件
- - 3年以上のインフラエンジニアまたはネットワークエンジニアとしての業務経験。
- - 数千人以上の使用者を想定した大規模システムの整備・運用経験。
- - ITに詳しくない部門との円滑な調整や問い合わせ対応の経験。
- - 多数の利害関係者との調整が必要なプロジェクト経験。
- - 公共分野での情報システムの整備に関する経験。
歓迎条件
- - 公共分野の基幹システムの運用経験。
- - ネットワークの監視や障害対応の経験。
- - Microsoft AzureやMicrosoft 365に関する知見。
そのほか、応募者には日本国籍が必須であり、一定の法律に基づく条件を満たすことが求められます。
勤務条件
- - 勤務時間: 原則、週2日以内、1日7時間45分を超えない。
- - 勤務地: 東京都千代田区霞が関の中央合同庁舎。
- - 雇用期間: 令和7年4月から令和8年3月まで。
待遇について
- - 賃金: 経験に応じて日給約20,000円を想定。
- - 通勤手当: 規定に基づいて支給されます。
応募方法
応募は、履歴書と業務経歴書を提出する形式です。履歴書には、最近6か月以内の写真を添付し、連絡先情報を明記してください。応募締切は令和7年3月3日で、それ以降は状況に応じて締切る可能性があります。
このように、非常勤職員としての役割は、デジタル化の進展を支え、また新たな技術の導入を円滑に進める上で非常に重要なポジションとなっています。挑戦する意欲を持つ方には、ぜひこの機会を活かしていただきたいと思います。