遠州織物の展覧会
2026-07-06 08:46:18

遠州の伝統織物を五感で楽しむ展覧会が浜松で開催

遠州の伝統織物を五感で体感する「HUISと生地展」開催



2026年の7月、静岡県浜松市の鴨江アートセンターで、遠州織物をフィーチャーした初の展覧会「HUISと生地展 -産地から日常へ-」が行われます。この展覧会は、4日から12日までの9日間にわたり、入場無料で一般に開放されます。

アパレルブランド「HUIS(ハウス)」が主催する本展は、静岡県西部に位置する繊維産地「遠州」を基盤に、地元の職人や工場との連携によって、日常に馴染む服作りを行ってきたことに焦点を当てています。展覧会の中で、「生地」という重要な要素を起点に、素材から糸、織り、そして地域の技術を紹介することで、訪れる人々に豊かな体験を提供します。

展示のポイント



本展は、以下の3つの部屋で構成されています。まず「Room 101-N」では、HUISの服になる前の多様な生地や糸をさまざまな視点から紹介し、視覚と触感を刺激します。「Room 101-S」では、染め替えプロジェクト「Renew HUIS」や棚田での綿花栽培など、地域産業との共同作業を通じて築かれる未来への取り組みを示します。最後に「Room 102」では、織物が完成するまでの精緻な工程を詳しく解説します。

この初の試みに加え、展覧会スタッフは地域の大学生や専門学生によって構成されており、地元の消費者に遠州織物の魅力を広く伝えられる機会となっています。彼らの交流や学びを通じて、遠州織物に対する理解を深めることが期待されています。

参加型イベント



HUISは、展覧会会期中に様々なコンテンツを用意しています。具体的には、HUIS代表の松下昌樹によるギャラリートークが7月11日に行われ、その後は遠州織物のセミオーダー会「entrance」が同日と12日に開催される予定です。特にセミオーダー会では、来場者が好きな生地を選び、自分だけのアイテムをオーダーする楽しみが体験できます。

HUISについて



HUISは、独自に開発した高品質な生地を使用し、全ての商品を静岡県浜松市で製作しています。旧式のシャトル織機を利用することで、特別な風合いと機能性を持った生地を生み出し、全国に多くのファンを持つブランドです。また、今後は新刊書籍も予定されており、産地発のアパレルの可能性を広げる魅力的な物語が描かれる予定です。

この展覧会は、遠州織物の持つ歴史や技術の理解を深めるだけでなく、五感を通じた体験を楽しむ場ともなります。ぜひ、浜松市鴨江アートセンターへ足を運んでみてください。


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