名古屋発、玩具問屋堀商店が挑む地域振興と新しい遊びの提案
愛知県名古屋市で1950年に設立された株式会社堀商店は、玩具や文具、雑貨、菓子類など子ども向け商品を専門に扱う卸売業者です。現在、同社の四代目社長である堀新太郎氏は、「需要を生む問屋」であることをモットーに、さまざまな新しい挑戦に取り組んでいます。昨今の社会情勢を踏まえ、同社は地域振興と新しい遊びの創造に向けた活動を展開しています。
楽しい水鉄砲スポーツ『ポイポイバトラー』
コロナウイルスの影響で全国の夏祭りが中止となる中、堀商店は新たな遊びを創出するために2021年に『ポイポイバトラー』という水鉄砲を使った対戦型スポーツを開発しました。これは専用のゴーグルを装着したプレイヤーが金魚すくいの「ポイ」を水鉄砲で狙い撃つ競技で、年齢や運動能力にかかわらず誰でも参加できる点が魅力です。すでに全国約70団体と連携した「ポイポイパートナー」制度を確立しており、この新しいスポーツは幅広い層に楽しまれています。堀新太郎氏は「日経クロストレンド マーケター・オブ・ザ・イヤー2025」の地方編で大賞を獲得し、その功績が評価されました。
名古屋を彩る「名古屋ハロウィンラリー」
また、堀商店は地域のにぎわいを創出するために「名古屋ハロウィンラリー」を発起しました。このイベントでは、仮装した子どもたちが街中を巡り、お店で「トリック・オア・トリート」と言うとお菓子をもらえるというルールです。第一回には約20店舗と100名の参加者が集まったものの、昨年には名古屋駅や久屋大通周辺の店舗と連携し、参加者数は8400名を超える大規模なイベントに成長しました。このような取り組みを通して、地域経済の活性化や防犯、防災力の向上にも寄与しています。
資金調達とクラウドファンディングの展開
さらに、堀商店は2026年9月10日からソニー銀行の投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」で出資募集を行います。募集金額は1000万円で、1口1万円からの参加が可能です。この資金は堀商店の事業全般に対する活動に役立てられます。また、10口以上の出資を希望した方には、参加者が楽しむための「ポイポイバトラー」の体験機会がプレゼントされます。
持続可能な未来を目指して
堀商店とソニー銀行は、地域に密着したビジネスを展開し、持続可能な社会の実現を目指しています。地域の人々との連携を強化しながら、楽しく、安らぎを提供する取り組みは、名古屋の未来を明るく照らすことでしょう。今後の活動に対する期待が高まります。