贋作 義経千本桜
2025-12-22 11:12:54

名古屋から発信!30-DELUX NAGOYA『贋作 義経千本桜』感動の全公演終幕

名古屋発、30-DELUX NAGOYAの新たな挑戦



名古屋の地域密着型エンターテインメント集団、30-DELUX NAGOYAが手掛けた舞台『贋作 義経千本桜』が、2023年12月18日から21日まで中川文化小劇場で上演されました。この作品は、1727年から続く日本演劇界の金字塔『義経千本桜』に新たな視点で挑むもので、全6公演が成功裏に完走しました。

現代的な解釈と新たな視点



「贋作」という挑戦的なタイトルは、2020年に始動した30-DELUX NAGOYAの新しいエンターテインメントの形を象徴しています。脚本および演出を担当したのは、数々の30-DELUXの作品を支えてきた斎藤美七海。疾走感あふれるアクションと共に、心の葛藤や選択といった深いテーマを掘り下げ、観客を魅了しました。新しい義経像を求める観客の期待に応える内容が展開されたことで、現代と過去の融合を感じさせる作品に仕上がっています。

フレッシュなキャストとその演技



源九郎判官義経を演じたのは、若手劇団『カラフルダイヤモンド』の設楽賢。初主演である彼は、内面の葛藤を巧みに表現し、まったく新しい義経像を生み出しました。義経の忠臣弁慶役の内海太一や、静御前を演じた岡本彩夏、いがみの権太役の関優樹など、共に名古屋を拠点とする新世代のキャストたちが、迫真の演技を披露。彼らの情熱と若さが舞台に活気をもたらしました。

スペシャル公演とキャストの感想



特に印象的だったのは、12月20日に行われたスペシャル公演。30-DELUX NAGOYAメンバーが中心となり、静香御前役に池谷優奈、佐藤忠信役に眞野颯が登場し、一夜限りの特別な見せ場を作りました。この公演で観客に与えた印象は格別で、会社の存在感をしっかりと示すことができました。

公演を終えたキャストからは、役作りへの情熱や観客との心の触れ合いを語るコメントが寄せられました。例えば、義経を演じた設楽は「役にのめり込みすぎて、人とのコミュニケーションが難しくなるほどだった」と振り返ります。弁慶役の内海も「全力で仲間と向き合い、最期まで戦ったことを誇りに思います」と続け、仲間との絆を強調しました。

未来への希望



この公演は30-DELUX NAGOYAの節目ともいえる作品であり、エンターテインメントの新たな地平を示しています。名古屋を代表する若手キャストが集結し、まさに地域の文化を未来へと繋げていく芽が見える公演でした。公演を支えたベテラン陣も含め、全キャストが一丸となって創り上げた舞台は、名古屋の活性化に寄与するものであり、観客に多くの感動を残しました。

本作は観賞だけでなく、参加することの楽しさも実感させてくれる、名古屋の劇壇に新たな息吹を吹き込む作品となりました。これからの30-DELUX NAGOYAに期待が高まります。


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