静岡で新埜康平初個展
2025-08-07 17:30:08

新埜康平の日本画が描く日常のドラマ、初の静岡個展「A Movie Script」が開催

新埜康平の初個展「A Movie Script」について



静岡の松坂屋静岡店にて、新埜康平の初となる個展「A Movie Script」が2025年8月27日から9月2日まで開催されます。この展示は、日常の風景に映画的な要素を取り入れた作品を通じて、鑑賞者に新たな視点を提供するものです。

作品紹介



「A Movie Script」展では、特に「be kind rewind」シリーズと「Science Fiction」シリーズが目を引きます。これらの作品は、絵コンテや漫画のコマ割りを応用し、動きのある表現が特徴です。特に「Science Fiction」シリーズでは、ささやかな風景の中に突如として現れるUFOを軽快に描写し、鑑賞者にユニークな体験を提供します。

さらに今回、展覧会の目玉として初公開となる「A Movie Script #1」も登場。これは1946年から1955年のLIFE誌の表紙をサンプリングした作品で、アメリカの歴史的な出来事を反映した内容となっています。これにより、新埜の作品世界を深く体験することができるでしょう。

作家のメッセージ



新埜康平は、今回の個展において「普遍的な情景を映画のワンシーンのように切り取った」と語っています。日常生活における小さな変化が、映画のストーリーのようにドラマを生むという考え方を映像的に表現しています。彼は、アトリエ近くの風景や自然の移ろいを作品に取り込み、鑑賞者に寄り添うような展示を目指しています。

作品は日本画材を使用しており、自然や季節を反映した素材が特徴です。日本画材の箔や和紙は、それ自体が時間と共に変化し、作品もまた観賞者の日常生活に溶け込んで変化していきます。こうした移ろう時の流れを、ぜひ体験していただきたいと思います。

新埜康平のプロフィール



新埜康平は東京生まれで、現在も東京を拠点に活躍中の若手日本画家です。彼は個展の開催だけでなく、パブリックアートやアパレルブランドとのコラボレーションにも積極的に取り組んでおり、国外でも様々なアートイベントに参加しています。中でも、2025年8月には中国の美術館でのアーティスト・イン・レジデンスや、韓国でのアーバン&ストリートアートフェスティバルへの参加が予定されています。

また、彼の作品はストリートカルチャーや90年代映画から影響を受けており、匿名の人物や情景をモチーフにして日常の中に「映画のワンシーン」を見出す独特のスタイルを持っています。近年、彼の作品は多くの賞を受賞しており、その実力が国内外で注目されています。

展覧会の詳細情報



  • - 展覧会名:新埜康平個展「A Movie Script」
  • - 会場:松坂屋静岡店 北館2階 アート&ラグジュアリーサロン Blanc CUBE
  • - 会期:2025年8月27日(水)〜9月2日(火)
  • - 時間:10:00〜18:30(最終日は16時閉場)
  • - 入場料:無料
  • - 作家在廊日:8月30日(土)12時〜17時、31日(日)10時〜15時

この貴重な機会をお見逃しなく、ぜひ足を運んで新埜康平の独自の世界観をご体感ください。


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