NMB48安部若菜の新作小説が2026年に登場、特典も充実！

NMB48安部若菜が描く、切ない青春物語

NMB48のメンバーである安部若菜さんが、待望の新作小説『描いた未来に君はいない』を2026年3月2日（月）に発売することが決定しました。この作品は、彼女の著作である『アイドル失格』に続くもので、青春をテーマにした甘酸っぱいラブストーリーです。

わかる、居場所が見つからない青春

安部さんがこの小説を手がけるにあたり、主人公である冴えない高校生・鳴海大和の気持ちに寄り添ったと語ります。彼は「青春とは無縁の毎日を送っている」とのことで、自身の青春に対する葛藤や思いを投影しています。安部さん自身も高校からアイドル活動をしていたため、青春の煌めきを描くことには難しさを感じていたと明かしています。

彼女は、「こんな私でも瑞々しい青春を感じられる物語を作りたい」と思い、この作品に取り組むことに決めたそうです。この作品は、誰しもが共感できるような心の機微が詰まっているとのことで、読者に「この学生のうちに読んでよかった」と思わせるような体験を提供したいと考えています。

不思議な転校生との物語

物語の中心には、鳴海と南奈海という転校生の関係があります。奈海は「握手をしたら人の心が読める」という特異な能力を持ち、天真爛漫な性格で鳴海を惹きつけます。彼女の存在が鳴海の心の扉を開いていく様子は、青春ならではの輝きを感じさせます。

創作活動を通じて心を通わせていく二人ですが、次第に南が他のクラスメイトとも打ち解ける様子を見て、鳴海は複雑な思いに駆られるようになります。そして、南から告げられる「20歳まで生きられない」という衝撃の事実により、鳴海は彼女の人生を小説にする決意を固めます。この決断が、彼らの関係をどう変えるのか、期待が高まります。