藤本タツキによる短編漫画「庭には二羽ニワトリがいた。」が、アヌシー国際アニメーション映画祭2026の「Midnight Short Film Competition」に正式に選出され、イベントで上映されることが決定しました。このアニメはエイベックス・ピクチャーズ株式会社が中心となり、製作委員会が結成されて制作されています。
アヌシー国際アニメーション映画祭は、1960年に初めて開催されて以来、アニメーションに特化した世界で最も権威ある映画祭の一つです。2026年の開催はフランスのアヌシーで6月21日から27日まで行われ、作品の多様性と独創性が際立つ場となります。「Midnight Short Film Competition」では、特にホラーやスリラー、クライムなど斬新な短編が注目されます。
「庭には二羽ニワトリがいた。」は、藤本タツキが漫画賞に初めて投稿した作品を原作としており、2025年には「藤本タツキ 17-26」というプロジェクトの一部として公開されました。このプロジェクトでは全8本の短編が制作され、複数の監督とアニメーションスタジオによる多様な視点からアプローチされています。特に、Prime Videoでの独占配信が初日にランキング1位を記録するなど、多くの注目を集めています。
このアニメに登場するのは、宇宙人との戦争に敗れた地球で暮らす学生・陽平。彼は学校で二羽のニワトリの世話をしています。しかし、その穏やかな日常の裏には重要な秘密が隠されているのです。物語は、日常の中に潜む緊張感を巧みに描き出しています。
監督の長屋誠志郎氏は、アヌシーでこの作品が上映されることを非常に嬉しく思っており、制作当時の思い出が強くよみがえると語っています。また、キャラクターデザインを担当したのはもああん氏で、アニメーション制作はZEXCSが行っています。声優陣には小野賢章、桜井しおん、浦和希などが参加しており、作品の世界観を一層引き立てています。
「庭には二羽ニワトリがいた。」は、国内外の映画祭でも高い評価を受けており、昨年の第27回富川国際アニメーション映画祭에서도ノミネートされるなど、徐々にその価値が認められています。
今後もエイベックスは、幅広いジャンルのアニメ・映像作品の制作に注力し、世界中の観客にその魅力を届けることを目指しています。
このアニメの予告編はYouTubeにて視聴可能で、多くのファンの期待が寄せられています。また、藤本タツキの他の作品もアニメ化され、幅広いテーマがアニメーションとしての新たな表現を追求しています。これからもアニメーションの進化から目が離せません。
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