令和ロマン・くるまが語る人生のリセット、慶應中退の衝撃理由とは？

令和ロマンのくるまが出演する『世界の果てに、くるま置いてきた』の特別映像が、ABEMAで公開されています。この番組は有名人が異国の地に置き去りにされ、その中での体験や人々とのふれあいを通じて、旅の本質に迫るドキュメンタリーバラエティです。この第3弾では、南アジアを舞台に、陸路での移動のみという厳しい条件の中、くるまの奮闘が描かれています。

特別映像では、くるまが大学中退の理由を語るシーンが注目を集めています。彼は慶應義塾大学に進学しましたが、思わぬ理由で中退することとないました。「受験を『みんなと一緒にやる』という経験をしたかった」と語るくるま。高校時代は家業の手伝いをしながらも、同級生が浪人し早慶の大学を目指す姿を見て、受験を決意します。

しかし、大学生活ではパソコンが苦手だったため、単位申請でミスが続き、最終的には留年。お笑いサークルには顔を出していたものの、再び「みんなと同じタイミングで卒業したい」という思いから、結果的には中退を選びました。「1回の失敗で気持ちがリセットされちゃった」と当時の心境を振り返る様子が印象的です。彼は自費で学費を支払っていたため、経済的な負担も大きく感じていたと語ります。

さらに、その映像では、芸人としての苦悩についても触れられています。くるまは、コメディ業界には「メンタルが病む法則」が存在すると分析し、特にピン芸人の多くが内面的な葛藤を抱えていると指摘。その一因は、常に“オン”でいなければならない職業特性にあると述べ、「どちらが本当の自分かわからなくなる」ことが多いと説明しました。

また、幼少期にはエリート幼稚園に通い、自作の小説を先生に提出するほどの早熟さを発揮していたことも明かされました。自らの経験を通じての彼の成長と葛藤が、視聴者にも深い共感を呼ぶことでしょう。この特別映像は無料で視聴でき、彼の言葉や経験に触れることで新たな理解が得られます。さらに、番組の本編も12月14日（日）に放送予定で、ブータンの王宮を巡るエピソードも見逃せません。

『ABEMA』の提供するコンテンツは、ただのバラエティ番組ではなく、深い考察やメッセージが込められています。特に、くるまが抱えていた過去の病気や育成エピソードなど、観る者に様々な刺激を与える内容となっています。ぜひ、チェックしてみてください。