建築を通じてルワンダを変える庄ゆた夏教授の魅力とは
毎週日曜日21時30分から放送されるTBSラジオの『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』は、志を持ちながら生きる様々な人々をフィーチャーする注目のプログラムです。特に、7月には明治大学の庄ゆた夏教授をゲストに招き、彼女の情熱やルワンダにおける活動について掘り下げます。
大きな悲しみをのり越えて
庄教授は、アメリカを拠点にルワンダでの現地プロジェクトに取り組んでいます。自身の調査や建築の活動を通じて、ルワンダの人々の生活を向上させるための努力を続けています。特に記憶に残るのは、虐殺で夫を失った女性たちのために設計した住宅や病院です。これらのプロジェクトは、戦争の悲劇を乗り越え、より良い未来を築くための一助となっています。
人生の転機
また、庄教授の人生におけるターニングポイントも見逃せません。アメリカ留学中、ホストファミリーとの交流を通じて、異国の地で自分の存在意義が何かを再認識しました。その中で彼女の母親が見せた意外な対応が、彼女の心に深い影響を与えたといいます。このエピソードは、人生の中での支え合いや家族の絆を再認識させてくれます。
9.11の影響
さらに、2001年に発生した同時多発テロが彼女の視点を大きく変えました。当時の衝撃を受け、「建築家として何ができるのか」を模索し、ルワンダへと駆け出していきました。この経験を通じて、彼女はルワンダの地で建築を通じて人々の生活を変える力を実感し、日々その情熱をもって活動を続けています。
教育とコミュニティの力
庄教授の活動は、ただ単に建物を設計するだけにとどまりません。彼女は教育の力やコミュニティづくりに重きを置き、ルワンダの人々が自立できるようサポートしています。彼女のビジョンは、持続可能な社会づくりを目指すものであり、建築を手段として、より良い未来を描いています。
放送への期待
7月の放送が待ち遠しい理由は、自身の経験に基づく深い話が伺えるからです。庄教授がどのようにして逆境を乗り越え、自身の専門を活かしているのか。そのストーリーは、私たちにとっても多くの学びを与えてくれることでしょう。彼女の言葉から、人生観や志の重要性を再確認できるはずです。
これらの内容は、ラジオ番組の中でぜひ聞いてみたいトピックです。興味がある方は、毎週日曜日21時30分からの放送をお見逃しなく!