新たなキャンプ場「UKIHA RIVERCAMP」が誕生
福岡県うきは市で、廃校を活用した新しいキャンプ場「UKIHA RIVERCAMP」が4月12日に開業しました。このプロジェクトは、株式会社VILLAGE INCと株式会社タカラレーベンが共同で行ったもので、地域活性化を目指しています。特に2021年からのコロナ禍の影響で停滞していた計画が、関係者の協力により再始動し、ついにこの日を迎えることができました。
グランドオープンイベントの盛況
オープンを祝うイベントには、うきは市の権藤市長をはじめ、VILLAGE INCの橋村社長やタカラレーベンの三村課長が出席し、各自の思いを語りました。イベントでは、従来のテープカットに代わり、ペグ打ちが行われました。この新たなシンボルとして、プロジェクトへの期待が高まる瞬間でした。
代表者のコメント
橋村社長は、「うきはプロジェクトは2018年に始まりましたが、計画がコロナで中断しました。しかし、うきは市やタカラレーベンとの協力により今日のグランドオープンを迎えられたことが非常に嬉しいです。このキャンプ場を拠点にして地域を活性化していきたい」とコメントしました。
三村課長は、「廃校となったこの場所が、新たな歴史を刻むことになりました。地域を元気にするために、VILLAGE INCと共に頑張ります」と話しました。
権藤市長も「地元の人々に長年愛された学校が新しい形で生まれ変わったことはとても喜ばしいことです。当施設が地域の活性化に貢献し、他の地域のモデルケースになるよう期待しています」と述べています。
宿泊ゲストの体験
グランドオープンの日には、15組40名が宿泊。オープンを記念した特産品を利用した昼食が振る舞われ、午後にはバレルサウナやプールでのリラックス体験、BBQとキャンプファイヤーなど多彩なアクティビティが行われ、参加者たちに特別なひとときを提供しました。
「UKIHA RIVERCAMP」の取り組み
VILLAGE INCは2012年に設立され、「何もないけど何でもある」をモットーに地方の資源を活用してさまざまな体験を提供してきました。現在は全国に9つの拠点を持ち、地域密着型のビジネスを展開中です。また、うきは市では「うきは酒宿いそのさわ」という宿泊施設も手掛け、地方創生賞を受賞しました。
「UKIHA RIVERCAMP」は、この事業の第2弾として位置付けられ、既存の古民家宿との連携を通じて、地域の魅力を発信し、活性化を図ります。さらに、避難所としての機能も備えており、地域防災にも寄与する取り組みです。
施設概要
「UKIHA RIVERCAMP」は、福岡県うきは市浮羽町新川3949に位置し、敷地面積は9,567㎡。20サイトを完備、センターハウスやバレルサウナ、ファイヤーピットなど、多彩な設備が自慢です。アクセスは、JR久大本線「うきは」駅から車で約14分。
訪問のすすめ
近年、アウトドアが注目される中、自然とのふれあいを求める人々にとって「UKIHA RIVERCAMP」は最適の場所となるでしょう。心温まる体験を求めて、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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