ABEMAが放送する新たなオリジナルドラマ『警視庁麻薬取締課 MOGURA』が、1月9日に第1話を迎えました。この作品は、警察官がラッパーに潜入して大麻の摘発を試みるという斬新なストーリーで、視聴者の注目を集めています。主演はラッパーでもある般若が務め、彼のリアルな表現力によって物語に深みを与えています。
本作は、鈴木おさむが手がけた企画であり、実際の事件を基にしている点が特に魅力です。3年前、ラッパーの漢 a.k.a. GAMIから聴いた衝撃の実話を元に、HIPHOP文化が色濃く反映された内容となっています。警察官・伊弉諾(いざなぎ)は、同僚や上司から課せられた極秘任務としてラッパー集団「9門」への潜入捜査を開始。彼は、自身のラップスキルを武器に、このミッションを果たそうと奮闘します。
第1話では、まず伊弉諾が大麻栽培が疑われるラッパー集団のイベントに潜入し、音楽の場でギャングとの接触を果たす様子が描かれます。伊弉諾は、最初は取引客として振る舞い、麻薬の売買を目撃しますが、取引が露呈してしまい逆境に立たされます。その中で「9門」のNO.2であるOG-Tやボスの火薬との出会いが非常にドラマチック。彼が「ラッパー」と名乗った瞬間から物語が大きく動き出すのです。
さらに、観衆の前でオリジナルラップを披露する展開は、警察官という立場を持つ伊弉諾の葛藤を象徴しており、観客からの好評を得ると同時に、「9門」の一員として受け入れられます。そこで告げられた掟、「俺たちはリアルしか歌わない、リアルだけがルール」は、彼にさらなる緊張感を与えます。
第1話の終盤では、ラッパーであるYoung06が誘拐される衝撃の展開が待っています。この緊迫した状況の中で、伊弉諾は警察官というフェイクを保ちながら、「9門」の一員としての任務を果たさなければなりません。
SNSでは、番組放送後に様々な声が寄せられ、「般若の演技が素晴らしい!」や「キャストのパフォーマンスに圧倒された!」といった感想が多数見受けられました。また、ナビゲーターのMummy-Dについても、その役割に対する賞賛が上がるなど、観客の反響が大きく広がっています。
次回、第2話は1月16日(木)夜11時に放送予定です。伊弉諾がどのような試練を乗り越えていくのか、ますます目が離せません。