観たい映画賞開催中
2025-01-30 19:19:57

映画業界で働く女性が集う「観たいのに観れなかった映画賞」開催中!

第3回「観たいのに観れなかった映画賞」投票受付中!



特定非営利活動法人映画業界で働く女性を守る会(swfi)は、新たな映画賞として「観たいのに観れなかった映画賞」を開催中です。このユニークな賞は、働く女性がなかなか映画館に足を運べない現実を反映し、映画業界全体の労働環境の改善を目指しています。

MME賞とは?


「観たいのに観れなかった映画賞」、略称MME賞は、忙しい毎日を送る女性たちが映画館で観たい映画に投票する機会を提供します。2023年から始まったこの取り組みは、働く女性を対象にしたもので、1月24日よりオンライン投票を開始しました。投票は2月14日まで行われ、結果発表は3月10日を予定しています。

この賞の目的は、ただ投票をするだけでなく、映画館で映画を観るために必要な環境についての見解を収集し、それを世の中に示すことです。投票時には「どのような環境であれば映画館に行けるか」という問いも設けられ、集まったデータをもとに業界全体の改善に役立てたいと考えています。

映画を見ることができない現状の理解


映画業界で働く多くの女性が、日々の忙しさから映画を観ることができないという状況に直面しています。撮影や子育てなどで映画館に行く時間がないというのは、映像業界特有の悩みです。この賞は、そんな女性たちの声を反映したものです。実際、調査によると非利用率が高まっており、特に30代以上の女性では映画館に行く機会が減っているという結果も報告されています。

この現状を受け、swfiは「すべての働く女性」を対象にしたMME賞を開催することにしました。業種に関係なく、すべての女性が自分の「観たいのに観れなかった映画」を投票できる機会を設け、業界の改善につなげていきたいと考えています。

女性たちの声を力に


MME賞の取り組みは、単なる投票を超えた意味を持っています。参加することで、女性たち自身が直面する「観たい」映画への距離感や、映画館に行くことの難しさをあらわにすることができます。映画を愛する女性たちの気持ちが集まれば、興行側も無視できないデータとして反映され、業界の変革を促す大きな力となるでしょう。

対策としては、より多くの女性が年に1回は映画館に足を運ぶことができる環境を作ることを目指しています。将来的には、働く女性たちが観たい映画を何本でも楽しめるような労働環境の実現を目指し、MME賞が不要となる未来を描いています。

NPO法人の活動について


swfiの活動は多岐にわたります。労働環境の改善を図るための調査やハラスメントセミナーの開催、オンライン上での意見交換の場を持つなど、女性が安心して働ける環境作りに尽力しています。私たちは、映画業界で働く女性たちが自分たちの意見を出し合い、共に支え合えるコミュニティを築いていくことを重視しています。

最後に、働く女性の皆さんには是非、MME賞に参加していただきたいと思います。あなたの声が、映画業界を変える第一歩になるかもしれません。詳細は公式サイトをご覧ください!

MME賞公式リリースページ


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