佐賀舞台の映画
2025-12-25 11:02:25

佐賀を舞台にした映画『架空の犬と噓をつく猫』が凱旋上映イベントを開催!

映画『架空の犬と噓をつく猫』が佐賀市で凱旋イベントを開催



2026年1月9日、映画『架空の犬と噓をつく猫』が全国公開されるにあたり、佐賀県内で特別な舞台挨拶付きの完成披露上映会が行われました。このイベントには、監督を務めた森ガキ侑大氏と主演の高杉真宙さんが登壇し、会場は多くの観客で賑わいました。

ロケ地の魅力と制作秘話


コンセプトや背景に強く結びつく佐賀は、この映画の重要な要素です。森ガキ監督は、地元出身の作家である寺地はるな氏の作品が持つ土地の独特の空気感を、映像にしっかりと反映させたことが喜びであったと語ります。

「久々に訪れた佐賀はやはり自然が美しく、撮影ができたことを幸せに思っています」と話し、撮影時のエピソードについても触れました。古湯温泉や武雄温泉を訪れた際、徳久望さんと共に歌を歌う場面や、地元ならではの小物にもこだわったことが印象深いと語ります。また、特に注目してほしいシーンとして、家族を描くバスのシーンを挙げ、「ここに描かれる家族の姿がこの作品の核心です」と力強く伝えました。

高杉真宙さんの思い


高杉真宙さんも、佐賀には幼少期からなじみがあり、個人的な思い入れが強いようです。イベントでは、嬉野温泉での撮影もあったことに触れ、「あの美しい場所でのロケは特別でした。ぜひまたあそこに行きたいです」と期待を込めたコメントを寄せました。彼はまた、観客に向けて、「この映画を多くの方に観ていただきたい。皆さんのおかげで作り上げた作品です」と感謝の気持ちを表しました。

映画のストーリー


本作は、約30年間にわたる家族の物語で、母親が弟の死を受け入れられずに現実を避け続ける様子を描いています。それぞれが不都合な真実から目を背けつつ、一緒に生活する機能不全の家族をテーマとしています。主演の高杉真宙さんは、主人公・羽猫山吹を演じ、その演技力が作品に深みを与えています。

佐賀の特別バス停とPR映像


小城市では、映画公開を祝して、劇中で印象的に使われたバス停が、4日間限定で特設されることが発表されました。このバス停は通常の場所では見ることができない貴重なもので、映画とあわせて訪れる価値があります。また、12月17日には、ポニーキャニオンの公式YouTubeチャンネルにて映画のPR映像も公開され、注目を集めています。

高い評価を受ける本作


この映画は、2025年11月に行われたタリン・ブラックナイト映画祭での撮影賞受賞など、すでに国内外の評価も高まっています。地元佐賀をモチーフにした作品がどのように評価されているか、そのプロセスを観ることも楽しみです。映画『架空の犬と噓をつく猫』は、1月9日から全国124館で上映されます。ぜひ、劇場でその魅力を感じてみてはいかがでしょうか。


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