中山七里デビュー15周年記念！人気シリーズ最新作『いまこそガーシュウィン』発売

中山七里デビュー15周年を祝う

2025年に作家デビュー15周年を迎える中山七里氏が、新たな作品を発表します。その名も『いまこそガーシュウィン』。この作品は岬洋介シリーズの最新作で、本作の文庫版が2025年8月5日に発売予定です。

中山七里氏は、これまでのキャリアを通じて数々のヒット作を世に送り出し、特に岬洋介シリーズは多くのファンを魅了しています。このシリーズは、ピアニストである岬洋介が、さまざまな事件を解決していくミステリー作品で、これまでに累計185万部を超える売り上げを記録しています。

新作の見どころ

『いまこそガーシュウィン』では、主人公の岬洋介が再び舞台に立ちます。元々は2022年10月から電子書籍として連載されていた作品を、ついに書籍化しての登場です。物語はアメリカの大統領選挙を背景に、人種差別が激化する中で音楽の力を模索するエドワードというピアニストの視点から展開されます。エドワードはカーネギーホールでのコンサートを計画し、ガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏することを考えます。しかし、彼のマネージャーは反対し、岬洋介との共演を提案します。この共演が物語の鍵を握ることになります。

一方で、暗殺計画を進める者たちとの緊迫した展開も待ち受けており、音楽と政治が交錯する中で、岬洋介はどのように事件を解決するのでしょうか。文庫版の帯には、人気漫画家の石塚真一氏や、クリエイターの菊池亮太氏からのコメントもあり、ファンにとって見逃せないポイントです。

短編集も注目

加えて、2025年6月には中山七里氏の未収録短編集『中山七里短いお話ほぼ全部短編＆掌編＆エッセイほぼ全仕事！』も発売されます。この短編集には、魅力的な47編の作品が収められており、中山氏の多彩な才能を堪能できる内容となっています。古書の一人称による物語や短編、エッセイなど様々なジャンルが盛り込まれ、短くても深い読み応えを提供します。