国際女性デーの特別イベント
2023年3月8日、国際女性デーを祝して、ドイツのセルフプレジャーブランド「Womanizer」と、コミュニケーションカードブランドの「SEKIRARA CARD」によるコラボイベントが開催されました。このイベントは、女性が自身の身体やセクシュアリティについて選べる社会を目指し、女性の権利と自由を推進することを目的としています。
イベントの前半では、創業30周年を迎える「LOVE PIECE CLUB」の創業者・北原みのりさんが登壇し、日本の女性の性についての受け止め方について深く議論しました。参加者には、Womanizerの広報担当者・小澤美優さん、そしてSEKIRARA CARDの代表・藤原紗耶が加わり、日本の女性が抱える性についての課題や現状についてのトークセッションが行われました。
深刻なオーガズムギャップ
このトークでは「オーガズムギャップ」という現象が取り上げられました。このギャップは、男女間でオーガズムに達する頻度の違いを示しており、日本において女性がオーガズムを経験する割合が他国に比べて著しく低いことが指摘されました。北原さんは、この現状を「衝撃的な数字」と表現し、30年間にわたりセルフプレジャーグッズを提供し続けてきた経験から、性に対する意識の変化が進んでいないと強調しました。
藤原さんも、自身の大学時代の体験を取り上げ、日本ではオープンに性の話をする機会が非常に少ないことが、この数字に表れていると語りました。これらの意見は、女性がセクシャリティを語ることをためらう社会的な背景を反映しています。
セルフプレジャーの実態
また、セルフプレジャーに関する調査結果も公表され、日本の女性の約半数がセルフプレジャーを「全くしない」と回答しています。この数字は、世界的に見ても低いものであり、参加者たちは日本社会におけるセクシャルウェルネスの概念が根付いていないことが影響を及ぼしていると指摘しました。
小澤さんは、セルフプレジャーが自然な選択肢として受け入れられていない背景には、長い間の文化の差があると語りました。つまり、「自分の体に触れること」が許される時間が日本と他国では異なり、これが女性の自己認識に影響していると述べました。
年齢に関わらない女性の希望
北原さんは、自身が運営するショップに70代の女性が訪れたというエピソードを紹介し、年齢を問わず女性がセルフプレジャーを通じて自分を愛することができる社会の重要性を訴えました。女性のセクシャリティに対する理解と期待を深めることが、今後の大きな課題であると力強く主張しました。
イベントの後半では、WomanizerとSEKIRARA CARDのコラボカードを使用したワークショップが行われ、参加者同士で性やセルフプレジャーについてオープンな対話が展開されました。この取り組みを通じて、SEKIRARA CARDは今後も社会の中にある