オーディオドラマ『始まりの声』の配信が迫る!
オランダから発信された新たな音声コンテンツ、『始まりの声 ― 8月9日、ドイツ人少女の記憶 ―』(原題:『NAGASAKI』)が、ついに日本語版として2025年7月24日より配信開始されることが決定しました。このオーディオドラマは、長崎原爆という厳しい歴史を背景に、当時そこに住んでいたドイツ人少女の心の旅を描いています。
物語の背景
1945年、長崎で孤独を感じるドイツ人外交官の娘フランカが主人公です。彼女は完全に異国の地にいるという疎外感に悩まされていました。しかし、ある日、日本人少女ヤスコ(通称:クレオ)との出会いが彼女の人生を変え、心に希望を灯します。この出会いがフランカにとってどのように影響を及ぼしたのか、ストーリーは進展していきます。
制作の背景
本作品はオランダの音声コンテンツ制作会社「NOX(ノックス)」によって制作され、初めてオランダ語および英語版としてリリースされました。2023年にはオランダ・ポッドキャストアワードにノミネートされた実績も持ち、作品のクオリティの高さが証明されています。
そして、80周年を迎える2025年、国境を越えた平和のメッセージを届けるべく、日本語版が制作されました。フランカの声は、長崎市在住のフリーアナウンサー・前田真里さんが担当し、地元の風を感じさせる演技でリスナーの心に響くこと間違いなしです。
配信情報
『始まりの声』は、YouTube、Spotify、Apple Podcastを通じて配信されます。特に再生を通じて、皆さんに平和の重要性と共感を促す内容となっています。また、予告動画も公開されているため、視聴前に物語への期待が高まります。
配信詳細
- - タイトル: 『始まりの声 ― 8月9日、ドイツ人少女の記憶 ―』(原題:『NAGASAKI』)
- - 配信開始日: 2025年7月24日(木)22時(予定)
- - プラットフォーム: YouTube、Spotify、Apple Podcast
制作スタッフ
この作品に携わったクリエイターは、脚本・演出にルーク・インハン、音楽・録音をシーツェ・ダーメンと三浦元徳が担当。サウンドデザインには、モーテン・ブローガードとビルギット・デ・プリースターが名を連ねています。また、作品のアートワークはアンネ・カエサル・ファン・ヴィーレンが手掛けています。
まとめ
『始まりの声』はただの物語ではなく、深いテーマを持つ作品です。原爆という重いテーマを扱いながらも、恋や希望の物語を通じて、リスナーに多くの感情を呼び起こします。この機会にぜひ、作品に触れてみてはいかがでしょうか。平和についての問いかけを、一緒に考えを深めましょう。