映画体験の新たなステージ、AKRacing BOXシートの登場
映画館の快適さを追求した新しいシート“AKRacing BOXシート”が、2023年6月18日(水)から新宿ピカデリーに導入されます。このシートは、ゲーミングチェアのリーディングブランドであるAKRacingと株式会社松竹マルチプレックスシアターズ(SMT)による共同開発の成果です。日本の映画館でAKRacingのシートが導入されるのは、これが初めての試みとなります。
高い快適性を追求した開発プロジェクト
このプロジェクトは、2022年3月に始まり、約3年の歳月をかけて研究と改善が繰り返されてきました。SMTが提携したコトブキシーティング株式会社の協力の下、映画の鑑賞に最適な環境を創造するために、他業種からの情報収集や開発が行われました。その結果、映画観賞時の長時間の着席による疲労を軽減するため、AKRacingの高機能ゲーミングチェアが選ばれました。
新たに開発されたAKRacing BOXシートは、国産高級車と同じ材料で作られたPUレザーを使用し、背面にはAKRacingのプレミアムシリーズ、座面にはラグジュアリーモデルであるPremium Monarcaシリーズを組み合わせたSMTオリジナルの仕様が採用されています。このシートは、優れたホールド感とリラックス感を提供し、映画の世界に没頭できる特別な体験を提供します。
進化したシートの特徴
AKRacing BOXシートは、横幅1メートル、高さ1.2メートルのプライベートスペースを確保し、各シートがBOX型で仕切られています。施された機能には、荷物を収納するサイドテーブル、2つのドリンクホルダー、上着や荷物を掛けるフックが含まれています。これは通常の座席の約2倍のプライベートスペースを提供し、集中して映画を楽しむことができます。
座席の設計には、頭と首を支えるヘッドレスト、内部のメタルフレームによる高い安全性と耐久性、クッション付きのアームレスト、腰をサポートするランバーサポート、圧力を分散する座面クッションなど、映画鑑賞に最適な機能が満載です。また、リクライニング機能により、座面と背もたれの角度を固定したままで、最大115度の角度まで傾けることができ、リラックスした姿勢で映画に没頭できます。さらに、サイドパネルには荷物入れが付いており、便利さも追求されています。
実際の運用とチケット情報
この特別なシートは、6月18日より各スクリーンの最終列に設置される予定です(なお、6番スクリーンは除外)。チケットは3,000円均一で、一部の特別料金や割引券は使用できません。チケット販売は、6月17日(火)の17時からSMT Membersの先行販売が開始され、21時から一般販売がスタートします。劇場窓口では、劇場オープン日である6月18日から購入可能です。
新しい映画館体験を追求するAKRacing BOXシートの導入に期待し、映画の楽しみ方が一層広がることを楽しみにしています。