タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ シーファーラー
2023年、タグ・ホイヤーが高級時計ブランドの名にふさわしい新しいモデルを発表しました。「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ シーファーラー」は、1949年に誕生した潮汐計測ウォッチ「シーファーラー」を現代的に再解釈した逸品です。このモデルは、セーリングの歴史に深く根ざしており、2023年にも発表された1960年代の名作「スキッパー」に続き、セーリング界に新たな息吹を吹き込むものとなっています。
セーリングへの想い
「シーファーラー」という名前には、アバクロンビー&フィッチ社のウォルター・ヘインズの考案が反映されています。彼は、潮汐を計測するための特別なウォッチを開発するため、ホイヤーに協力を要請しました。その結果、機能性と美しさを兼ね備えた「ホイヤー ソルナール」が誕生し、多くのセーラーやアウトドア愛好者に愛されました。初代のモデルには、潮汐表示機構が搭載されており、当時の水面での活動に役立つことを目的としていました。
若き日のジャック・ホイヤーも、その開発にかかわっており、学生としての知識を活かして機構の向上に寄与しました。77年の時を経て、「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ シーファーラー」がその潮汐表示機能を現代的に復活させました。
デザインと機能性
本モデルは、汎用性の高いグラスボックスデザインを基に、オリジナルのデザインコードを組み込んでいます。心臓部には、新開発の自社製ムーブメント「TH20-04」が搭載され、潮汐表示機構を含む高精度なクロノグラフ機能を実現しています。ユーザーは9時位置に設置された専用プッシャー「TIDE」を使用することで、潮汐ディスクを簡単に設定できます。
この潮汐ディスクは、29.53125日毎に1回転し、満潮と干潮のタイミングを正確に表示してくれます。これにより、セーリングや漁業、アウトドアイベントの際に、最適な条件を把握することが可能です。
視認性を高めるために、ダイヤルフランジは湾曲し、ダーム型サファイアクリスタルが採用されているため、明瞭に計測することができます。特に、印象的な「イントレピッド・ティール」のカラーリングが、1967年のアメリカズカップ獲得を想起させ、ヨットを愛する人々にとって特別な意味を持ちます。
さらに、42mmのケースはサテン仕上げとポリッシュ仕上げのコンビネーションにより、高級感を演出。透明なサファイアクリスタル製ケースバックからは、自社製ムーブメントTH20-04の美しさを楽しむことができます。このムーブメントは、垂直クラッチとコラムホイールを備え、約80時間のパワーリザーブを誇ります。
快適な装着感
「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ シーファーラー」は、ツールウォッチとしての役割も果たします。7列構造のブレスレットは、伝統的なビーズオブライスデザインを現代的にアレンジし、快適な装着感を実現します。さらに、サテンとポリッシュ仕上げのリンクが美しいコントラストを生み出し、視覚的にも楽しませてくれます。
モデルにはスポーツストラップも付属しており、こちらは伝統的なボートの索具を意識したデザインとなっています。非常に耐久性が高く、ステンレススティール製フォールディングバックルによって、確実な装着感が得られます。
まとめ
タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ シーファーラーは、その美しさと機能性を兼ね備えた時計として、現代のセーリング愛好者にとって欠かせないアイテムになるでしょう。過去の名作のヘリテージを受け継ぎながら、新しい時代にふさわしい魅力を持っています。まさに、海を愛する全ての人に届けたい傑作です。発売は2026年3月を予定しており、価格は1,270,500円(税込予価)です。興味のある方は、ぜひ手に取ってその魅力を感じてみてください。