新しい体験型ミステリー『あの日継がれた幕を引く』の魅力
2026年の夏、演劇をモチーフにした体験型ミステリーが東京都飯田橋で始まります。公演名は『あの日継がれた幕を引く』。この物語は、精神疾患の親を持つ若者たちを支援するNPO法人CoCoTELIとの共同制作による、日本初の試みです。8月22日から30日までの全17公演が予定されており、すでに一部の公演が完売を果たしています。そこで、今回はこの公演の詳細と魅力を探ります。
1. 物語の背景
物語は、高校1年生の主人公が舞台となる架空の照里高校に入学するところから始まります。子どもたちの夢の象徴である演劇部が、部員不足のため昨年廃部になってしまったことを知ります。しかし、ある日、主人公は旧演劇部室の片隅で不思議なタブレットとメモを見つけます。それは『どうか、私たちの演劇部の廃部を止めてほしい』という切実な願いが込められていました。
主人公はそのタブレットを通じて、過去の悲劇に秘められた真実を解き明かし、演劇部の運命を変える可能性に挑むことになります。果たして彼は、演劇部に何が起こったのかを解き明かすことができるのか?
2. 公演の特徴
a. リアルな舞台設定
今回の公演は、実際に使用されていた廃校を舞台にしています。参加者は、まるで『照里高校の1年生』となったかのように、校舎の中に足を踏み入れ、かつての演劇部室を探索します。この没入感が、観客を物語にグッと近づける要素となっています。
b. 謎解きの楽しみ
公演中、参加者はチームを組み、与えられたタブレットを使って物語の謎を解いていきます。情報を集めたり、隠された手がかりを見つけたりしながら、ストーリーの進行に合わせた様々な謎に挑んでいきます。このように、多様なアプローチが可能なため、初心者から経験者まで幅広い層が楽しめる内容となっています。
c. 心に残る体験
『あの日継がれた幕を引く』の制作陣は、ただのエンターテインメントとしての体験に留まらず、観客に何かしらの「気づき」を提供したいと考えています。公演が終わった後、日常が少し違って見えるような、そんな特別なひと時を設計しています。
3. NPO法人CoCoTELIとの共同制作
今回の公演は、CoCoTELIとEmpactが共同で制作しています。CoCoTELIは、精神的な問題を抱える若者たちに焦点を当て、彼らがより生きやすい社会を目指す活動を行っています。Empactは、社会的なテーマをエンターテインメントという形で具現化することを使命としています。
このように、2つの団体の理念が融合したことにより、ただ面白いだけでなく、社会的な意義も持つ体験型ミステリーが誕生しました。
4. 今後の展望
公演は2026年8月22日から30日まで、全17公演が予定されています。チケットはすでに各サイトで販売中で、一般チケット3,500円。グループでの参加も可能で、12,000円で4枚のチケットが購入できます。また、小学生以下の子どもには、割引価格が適用されるのも嬉しいポイントです。
本作に込められた思いと、参加者に残る特別な体験をぜひ楽しんでください。演劇部の廃部を巡るミステリーが、あなたの日常を変えるかもしれません。詳細は公式サイト(
Empact)でご確認ください。