第二回歌舞伎座酒亭
2025-12-27 10:24:27

日本酒の深い歴史を語る「第二回歌舞伎座酒亭」が開催決定!

日本酒の魅力を探る特別イベント「第二回歌舞伎座酒亭」



2026年1月31日(土)、歌舞伎座の花篭ホールにて、特別イベント「第二回歌舞伎座酒亭」が開催されます。このイベントでは、日本の無形文化遺産に登録された「伝統的な酒造り」をテーマに、甦る歴史と技術への深い理解を促します。今回は、剣菱酒造の社長である白樫政孝氏が登壇し、同社の歴史と酒造りの哲学について語ります。

剣菱酒造の長い歴史


剣菱酒造は、室町時代の1505年に創業され、平坦ではなかった道のりを歩みながらも、500年以上の歴史を誇る老舗酒造です。江戸時代には「下り酒」の頂点として名を馳せ、多くの人々に愛されてきました。歌川広重の名作『東海道五十三次』にも剣菱の酒樽が描かれ、江戸の時代から現代に至るまで日本文化の一部として受け継がれています。

白樫氏の語る「止まった時計でいろ」の家訓には、流行に流されず、自らの信じる味を守り続けるという決意が込められています。これは酒造りにおいて相当な覚悟が必要であり、長い歴史の中で培った伝統を守ることの大切さを感じさせます。

トークショーと懇親会の内容


イベントの初めには「剣菱の家訓と伝統の未来」というトークショーが行われ、白樫社長が剣菱の歴史と現代の酒造りの妙味を語ります。参加者は、彼の言葉を通じて、酒造りを支える職人たちや蔵人の故事に深く触れつつ、酒造りの未来を考える機会を得ることでしょう。

続いての懇親会では、「歌舞伎ゆかりの佳味と剣菱の宴」をテーマに、江戸時代から親しまれている名作「仮名手本忠臣蔵」にちなんだ料理が振る舞われる予定です。義士に捧げる「義士ようかん」や、歌舞伎の名作からインスパイアされた「助六弁当」を特別に用意し、酒肴に剣菱をお楽しみいただけます。

さらに、特設の燗酒処「えんらい」では、江戸時代の居酒屋スタイルで剣菱を燗付けして楽しむことができます。特別は「瑞祥黒松剣菱」などの銘酒を存分に味わうことができ、贅沢な時間が提供されます。

記念品とお土産


今回のイベントでは、参加者全員に来場記念品として、剣菱酒造所蔵の浮世絵をデザインしたオリジナルラベルの「黒松剣菱」180mlと、剣菱ロゴ入りの利き猪口も用意されます。このお土産は、そのまま電子レンジでお燗ができる優れもの。酒器としての使用はもちろん、持ち帰ることで、剣菱の思い出をいつまでも楽しむことができます。

イベント情報


  • - 開催日:2026年1月31日(土)
  • - 開催時間:トークショー:14:00~/懇親会:15:15~(受付開始:13:30、終了予定:17:00)
  • - 会場:歌舞伎座 花篭ホール(東京都 中央区 銀座 4-12-15 3階)
  • - チケット料金:全席自由 8,000円(税込)
  • - 主催:一般社団法人 伝統文化交流協会

満席が予想されるこの貴重なイベント、興味のある方はぜひお早めにチケットをお求めください。日本酒の深い魅力を、剣菱酒造の歴史とともに楽しむ絶好のチャンスです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: 日本酒 歌舞伎座 剣菱酒造

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。