大阪韓国文化院で魅力的なパク・シニャン作品展が開催！

大阪で注目の韓国美術展が開催！

大阪の韓国文化院が新たに設けたミリネギャラリーで、これからの文化交流の新しい扉が開かれます。2024年に移転し、韓日文化交流の拠点として迎えられるこの文化院は、2月15日から3月22日までの期間、韓国の著名な俳優兼画家、パク・シニャンの作品展「K-ARTとの出会い：パク・シニャン―第４の壁」を開催します。この展覧会は、韓国で注目を浴びる作家を日本に紹介し、両国の美術を通じた新たな文化交流を促進することを目的とした新しい試みです。

パク・シニャンは、俳優としてのキャリアの傍ら、絵画の世界でも卓越した才能を発揮してきました。近年、彼は10年以上にわたって精力的に美術作品を創作しており、その作品には彼の独自の芸術的哲学が色濃く反映されています。演技を芸術表現の一形態と捉える彼は、絵画もまた鑑賞者の感情によって完成すると考えており、その想いが作品に込められています。展覧会では、彼の個性的な視点から生み出された油絵14点とスクリーンプリント5点を展示し、訪れる人々に深い感動と共感をもたらします。

さらに、オープン前日の2月14日には特別なプレイベント「アーティスト・ギャラリートーク」が実施されます。このイベントでは、パク・シニャン本人が作品制作の過程や彼が込めたメッセージについて語ります。また、多くの韓国作家を日本に紹介してきたKAZE ART PLANNINGの代表、泉井千恵氏との対談も行われる予定です。

アーティスト・ギャラリートークには、抽選で選ばれた観客に加え、在阪の画廊関係者やジャーナリストなど、さまざまな視点を持つ参加者が集まり、パク・シニャンの作品に対する理解を深めると同時に、両国の美術の違いや共通点について意見を交わします。

金蕙穗院長は「この展覧会を通じて、急速に変化する現代の韓国美術の多様性を日本の皆様に紹介し、より多くの交流の場を設けていきたい」と語り、今後の韓日美術交流のさらなる促進に向けた意気込みを示しています。

この貴重な機会に是非、皆様も大阪韓国文化院を訪れ、パク・シニャン作家の世界に触れてみてはいかがでしょうか。色彩豊かな作品の数々が、きっとあなたの心に響くことでしょう。文化交流の新たな章が開かれる瞬間をお見逃しなく！