atmosが贈る新たな音楽体験「Hydra」
2025年11月5日、水曜日に、ストリートファッション界の巨頭「atmos」が新たなプロジェクトとして、ラッパーHideyoshiとのコラボレーション楽曲『Hydra』をリリースします。この楽曲は、同日の深夜0時に各主要音楽プラットフォームで配信が始まり、20:00には重厚なTOKYOの世界観を映し出したオリジナルMVも解禁される予定です。
伝説のデザインが息づくZX 8000 G-SNK「Hydra」
今回のプロジェクトは、2010年からアディダスとatmosが手がけてきた別注シリーズの第11弾、ZX 8000 G-SNK「Hydra」を中心に展開されています。このスニーカーは、1984年からのZXシリーズの伝統を受け継ぎつつも、1989年に登場したZX 9000をモチーフとしたデザインが特徴です。特に、トルションシステムを採用し、安定性が追求された高性能モデルとして、多くのランニングファンから支持を受けています。
ZX 8000 G-SNKのアッパーには、ギリシャ神話に登場する不死身の怪物、ハイドラからインスパイアを受けた鮮やかなカラーリングが施されています。このデザインはHideyoshiの個性とマッチし、彼が持つダークな一面を表現するオリジナルビジュアルにも表れています。
Hideyoshiの音楽的な進化
ラッパーHideyoshiは、東京の「Tokyo Young Vision」クルーのフロントマンとして知られています。彼の音楽は、ジャンルを超えた幅広いスタイルを持ち、デビュー以来、さまざまなアーティストとのコラボレーションを経て、名を馳せています。特に彼の曲『Majinahanashi』や『Jitsuryoku feat. Leon Fanourakis & ralph』は、ミュージックビデオ公開後に1000万回以上の再生を記録し、国内外で注目されています。この経験が生み出す楽曲『Hydra』にも、彼の音楽的スキルが存分に発揮されていることでしょう。
MVの舞台は渋谷
本楽曲のMVは、先日リニューアルオープンした「atmos SHIBUYA」と、その周辺の渋谷の街並みを背景に制作されました。これにより、東京都内のダイナミックな雰囲気と、鬼気迫るTOKYOの世界観を視覚的に表現しています。MVの監督はDaiki Ichikawa氏が務め、アートディレクションにはスタイリストのKeiichiro Haraが携わっています。このようなプロフェッショナルたちのサポートを受けることにより、視覚的にも耳でも楽しめる作品が生み出されました。
MVはYouTubeでも視聴可能で、すぐにでもその迫力を体感することができます。渋谷の新たな息吹が感じられる映像を見逃す手はありません。
atmosとadidasの歴史
atmosは2000年に東京・原宿でオープンし、ほぼ同時にスニーカー専門のショップとして成長してきました。ファッションとしてのスニーカーを提唱し、さまざまなコラボレーションやエクスクルーシブモデルを展開する中で、日本のスニーカーカルチャーを牽引してきました。一方で、adidas Originalsはストリートスポーツウェアブランドとして、adidasの伝統を継承し、新しいユースカルチャーに寄り添ったプロダクトを展開しています。両者の強力なコラボレーションは、ファッションと音楽、両方の世代に影響を与え続けています。
新作『Hydra』は、そのブランドの歴史と現在が交差した珠玉の一品と言えるでしょう。ファンはもちろん、これからatmosとHideyoshiの魅力に触れる人々にも、多くの感動を与えることは間違いありません。