佐藤卓学長が語る「通信教育の可能性」
働き方やキャリア選択の多様化が進む中、リスキリングや学び直しが重要視されています。厚生労働省の令和6年度「能力開発基本調査」によれば、36.8%の社会人が自己啓発活動を行い、37.0%が業務外の研修を受講していることが明らかになりました。これらのデータは、社会人が能動的に学び続け、キャリア形成に力を入れている姿勢を示しています。
その流れの中で、京都芸術大学の通信教育部が提供する「冬のオンライン1日体験入学」が2026年1月17日から24日まで開催されます。このプログラムは、全国どこからでも参加可能で、イラストや音楽、デザイン、文芸など、多様なカリキュラムを通じてオンラインで学びを体験できます。
新たなニーズの把握
社会人が学び直しを希望する背景には、教育環境がより柔軟であるべきという要求があります。特に「いつでも・どこでも学べる」ことは重要です。また、何がどれだけスキルとして身につくかが明確に可視化されることも求められています。しかし、通信教育に対する先入観として「一人で学ぶもの」とか「学びの過程が見えにくい」といったイメージが根強いのも事実です。
京都芸術大学の通信教育部は、こうした偏った見方を払拭するため、双方向のコミュニケーションや体験に重きを置いた授業設計を進めています。今回の「冬の1日体験入学」は、その教育モデルを実際に体感できる貴重な機会です。
佐藤卓学長が見据える未来
佐藤卓学長は、「通信教育が広がることで、私たちは新しい挑戦ができるようになった」と語ります。仕事と直接関係のない学びにも気軽に挑戦できる時代が到来したことに喜びを感じています。過去の経験を再評価して磨きをかけることはもちろん、新たに何かを始めたいという人々の意欲も強まっています。
「正体不明だけど惹きつけられるものに興味を持つのは自然です」と佐藤学長は言います。このように、不安や疑問があっても魅力を感じるものに手を伸ばせる環境が整ったのは素晴らしいことだとしています。こうした人々の活躍を見守る日が楽しみだと力を込めます。
冬のオンライン1日体験入学の詳細
このプログラムでは、イラストや音楽、デザイン、文芸などの通信教育部の授業をオンラインで体験できます。参加者は、実際に手を動かし、教員の講評を受ける形式で学ぶことができるため、大学の授業がどのようなものかを具体的に感じ取ることができます。
- - 期間: 2026年1月17日(土)~1月24日(土)
- - 申込方法: WEBから事前申込(先着順・無料)
- - 開催形式: オンライン(Zoom)
- - 特設サイト: 京都芸術大学
冬のオンライン1日体験入学に参加すれば、自宅に居ながら本格的な大学での芸術の授業を受講できます。複数のコースに申し込むことができ、事前の経験は必要ありません。
主な授業例
- - イラストレーションコース: 「海の透明感を出す色の選び方」
写真をお手本に、講師と実技を体験し、最後には講評を受けることでスキルを向上させます。
DTM(デスクトップミュージック)の講義で、パソコンを使用し、初心者でも理解しやすい形で音楽の作曲を実演します。
箱庭制作の実演を行い、参加者にはご自宅で試せる説明書がプレゼントされます。
京都芸術大学は、「藝術立国」を理念に掲げ、通信教育を1998年より提供しています。2025年度には、私立大学通信教育課程で最も多くの学生が在籍しています。