ヤマハが「D&I AWARD 2025」で4年連続の最高評価を獲得！多様性への取り組みが光る

ヤマハが「D&I AWARD 2025」で最高評価を獲得

ヤマハ株式会社は、日本で最大規模のダイバーシティ＆インクルージョン（D&I）に取り組む企業を評価する「D&I AWARD 2025」で最高評価である「ベストワークプレイス」を4年連続で受賞したことを発表しました。この快挙は、ヤマハが多様な人材を尊重し、各々の個性を生かす職場環境の構築に注力している結果として、評価されています。

ダイバーシティを新たな価値創出の源泉として

ヤマハグループは、企業における人材の多様性を新たな価値の源泉として位置付けています。この理念のもと、社員が自分らしさを発揮できる環境を整備し、企業の競争力向上や持続可能な社会の実現を目指しています。D&Iの重要性を広めるために、「ヤマハグループDE&I方針」を策定し、その活動状況を継続的に発信しています。

具体的な取り組みと制度

ヤマハが「D&I AWARD 2025」で評価を受けた具体的な取り組みには以下のようなものがあります。

1. 多様な人材が力を発揮できる環境の整備
- 育児と仕事の両立を支援するためのフレックス勤務や育児休職制度の充実を図っています。特に「男性育休取得率85％以上」を目指し、育休ミーティングシートなどの制度設計を通じて、家族全体が育休を調整しやすくなるよう配慮しています。
- 介護支援も強化し、法定を上回る介護休職や短日・短時間勤務など、柔軟な制度を導入しています。

2. 女性活躍推進部会の設置
- 女性の活躍と意思決定への参加を促進するため、女性リーダーの育成を重視した部会を設置しています。また、30% Club Japanへの加盟やWEPs署名によるトップコミットメントを強化し、企業の文化にダイバーシティを根付かせています。

3. 従業員リソースグループ（ERG）の導入
- 2024年からスタートしたERGでは、社員が自由な意志で参加し、インクルーシブな組織文化を育む活動を支援しています。女性、LGBTQ+、ものづくり等をテーマにしたグループが設立され、社員同士の連帯感を生むことで、企業の持続的成長に寄与することが狙いです。

ヤマハのコメント

ヤマハグループの執行役業務本部長・徳弘太郎氏は、「多様な人材の豊かな個性を活かすためには、自分らしさを賞賛する組織文化と活躍を支える環境が不可欠です。今後もDE&Iの推進に注力し、さらなる価値の創造を通じて、豊かな社会の実現に努めます」と述べています。

D&Iへの取り組みが企業の成長に寄与するだけでなく、社員一人ひとりが活躍できる場を提供することは、これからの企業にとって重要な要件であると信じられています。ヤマハは、その先駆者としての役割を果たし続けていくことでしょう。