VTuberとリアルタイム会話が楽しめるイベントが開催
バーチャル・エイベックス株式会社とX LIVE株式会社、そして株式会社Mawariが連携し、注目のVTuberとリアルタイムで会話できる革新的なイベントを発表しました。この取り組みは、1月9日から11日に開催される展示会「TOKYO DIGICONX」内で行われ、最新の空間コンピューティング技術が体験できる機会となります。
イベントの概要
このイベントでは、YouTubeでの登録者数が6万人を越えた人気VTuber、『鈴鳴すばる(まりなす)』が主役となります。彼女はその可愛らしい歌声と優れたトークセンスで多くのファンを楽しませており、ダンス&ボーカルユニット「まりなす」としても知られています。彼女の魅力をリアルタイムで感じることができるこの特別な体験は、多くのファンにとって待望のものとなることでしょう。
デモンストレーションに使用されるMawariの『Mawari Network』は、高解像度の3Dコンテンツ配信を実現するための技術です。このネットワークを利用することで、等身大の高精細な3Dモデルがリアルタイムに表示され、まるで目の前にVTuberがいるかのような臨場感を味わうことができます。
参加方法
「TOKYO DIGICONX」はXR・メタバース、AI、Web3に関連する産業の活性化を目指す展示会であり、参加者はMawari Networkの力を使ったユニークな体験を楽しむことができます。『鈴鳴すばる』との対話は、1月9日と10日の両日、毎日3回実施され、各回約30分のセッションが予定されています。特に1月11日には、バーチャルキャラクター「Miyako」との対話体験も用意されているため、2日間にわたってさまざまな体験が楽しめるチャンスがあります。
事前予約が必要なこのイベントは、各セッションごとに参加労力が設けられており、最大で2分間の直接対話が可能です。そのため、事前に予約を行うことが推奨されています。
技術の背景
Mawariの創業者兼CEOであるルイス・オスカー・ラミレスは、「我々がこのプロジェクトに取り組む理由は、VTuberやアーティストのファンに対して、これまでにない体験を提供することです。Mawari Networkは、愛するキャラクターやコンテンツに命を吹き込む、新しい形を模索しています」とコメントしています。
この新しい技術は、今後ますます進化する見込みであり、X LIVE社は東京エリアにおけるサービス実施を計画中とのことです。今後は常設のイベントスペースでのサービス展開も視野に入れており、他のVTuberや運営会社との連携によって、さらに多様なエンターテイメント体験を確立していくことでしょう。
会社の紹介
バーチャル・エイベックス株式会社は、バーチャルアーティストの制作を専業とする企業であり、様々なメタバースイベントや音楽フェスの企画・制作を行っています。X LIVE株式会社はXR技術を活用した新しいライブ体験を提供し、イベントのデジタル化・インタラクティブ化を進めています。Mawariはその名の通り、空間コンピューティングに特化した分散型インフラネットワークを確立し、没入型コンテンツの配信を実現しています。
このイベントは、最先端技術とバーチャルエンターテインメントの融合を体験できる、貴重な機会です。ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。