ジェーン・バーキンが贈る唯一無二の自伝
ジェーン・バーキンという名は、映画や音楽界だけでなく、ファッション界でも語り継がれています。このフレンチアイコンが残した唯一の自伝的作品『ジェーン・バーキン日記』が、2025年12月2日に刊行されます。この本は彼女の67年の生涯を色濃く反映したもので、特に彼女の感情や思考に深く寄り添った内容になっています。
バーキンは、寄宿学校に通っていた11歳の少女時代から亡くなるまでの約60年間、数冊のプライベートな日記を執筆していました。この日記を基に、彼女は自身の言葉で詳細な追記と註釈を施し、他では読めない深い内容に仕上げられています。これまでのメディアからは決して見えてこなかった彼女の本当の姿が、この作品には詰まっています。
全900ページにわたる心の軌跡
『ジェーン・バーキン日記』は、上巻『Munkey Diaries(マンキーダイアリーズ)』と下巻『Post-scriptum(ポスト・スクリプトゥム)』の2冊から構成され、合計900ページ以上のボリュームを誇ります。日記の中には、彼女が愛する人々との出会いや別れ、キャリアの背後に隠された苦悩が鮮明に描かれています。
「私の日記さん、あなたは私の唯一の親友」と語る彼女は、常に自らの感情をさらけ出し、痛みや喜びを分かち合える存在として日記を位置づけていました。その中には、ソウルメイトであったセルジュ・ゲンズブールとの出逢いや、愛情に満ちた日々が、感情豊かに表現されています。彼女はその人生の裏側に潜む複雑な感情に正直に向き合い、自身の言葉で独自の視点を提供しています。
豪華特典が盛りだくさん
本書の魅力は、内容のみにとどまりません。限定生産版には、特製函に入った豪華特典が付属しています。クオバディスとジェーン・バーキンがコラボレーションした「オリジナルノートブック」と、彼女自身が実際に使用していた日の特製「オリジナルポストカード」10枚が含まれる特別なセットです。これらの特典は、この商品でしか手に入らない、まさにオリジナルの逸品と言えるでしょう。
思春期の日記も公開中
本書の刊行を記念して、「Web河出」では日記の一部が試し読みできます。思春期の瑞々しい感性や彼女が抱えた容姿や才能へのコンプレックス、セルジュとの出会いや別れについての記述が公開され、読者は彼女の人生の一端に触れることができます。
リンクをたどることで、『ジェーン・バーキン日記』の魅力を垣間見ることができるでしょう。特に「私は今も12歳の頃の私のまま」といった彼女の言葉は、感情の深さを感じさせます。
ジェーン・バーキンの全貌を辿る旅
彼女が残したものは、単なる日記ではありません。ジェーン・バーキンの日常や思考、愛情に満ちた生活は、彼女の生き方そのものを映し出しています。この自伝を通じて、彼女の波乱万丈な人生を知り、その心の奥深くに触れることができるでしょう。また、完成度の高い装丁や特典は、愛好者にとっても必見のアイテムです。
2025年12月2日、是非この特別な日に『ジェーン・バーキン日記』という名の扉を開き、彼女の深淵を体験してください。