岩村昂太選手が語る、ジャパンラグビーの未来と自身の決意
2025年12月13日に開幕を迎える「NTT ジャパンラグビー リーグワン2025-26」。この新たなシーズンに向けて、三菱重工相模原ダイナボアーズのSH(スクラムハーフ)である岩村昂太選手に解説を伺いました。彼の決意や昨シーズンの反省点、そして今季の目標について深掘りしていきます。
昨シーズンの9位が持つ意味
昨シーズン、ダイナボアーズは2年連続で9位という結果に終わりました。この順位について、岩村選手は「全く満足していない」と語ります。特に、最終試合で勝てばプレーオフ進出も可能だっただけに、「非常に悔しい気持ちがある」とのこと。彼は進化を感じていると同時に、成長を実感できていると自信を見せます。「入団当初は下位争いが中心でしたが、今は上位と互角に戦えるようになっています。チームの方向性も定まりつつあると感じています」と続けます。
目指すのは“一貫性”
今季、岩村選手が特に意識していることは「攻守にわたっての一貫性」です。一貫性を重視し、「どんな相手でも同じスタイルで戦うことが重要」と語ります。これを実現するために、日々の練習を徹底し、ディフェンスの精度向上にも力を入れています。「激しい守りを保ちながらも、冷静な判断ができるように準備しています」とのこと。これにより、チーム全体のパフォーマンスが向上することを目指しています。
チームと個人の目標
チームの目標は、プレーオフ進出を果たしトップ6入りを果たすこと。それに加えて、岩村選手自身の課題として「季節を通じて波のないパフォーマンスを維持すること」が重要だと考えています。「どの試合でも安定したプレーを見せることがリーダーとしての責任です」と自らに課したテーマを語ります。これはチームの勝利だけでなく、個人としての成長にもつながる大切な要素です。
岩村昂太選手のプロフィール
岩村選手は1993年12月7日生まれ、福岡県出身。身長182cm、体重87kgで、ポジションはSHです。彼のラグビーキャリアは東福岡高校、同志社大学を経て、トヨタ自動車を経て現在の三菱重工相模原ダイナボアーズへと続いています。実家は佐賀県鳥栖にある「かつみ屋うどん」で、人々に愛されているお店でもあります。
まとめ
岩村昂太選手のインタビューを通じて、彼のラグビーに対する情熱と個人の決意を感じることができました。今季の「NTT ジャパンラグビー リーグワン2025-26」での彼の活躍が、ファンにどのような感動をもたらすのか、とても楽しみです。ぜひ、彼の成長を見守り続けましょう。期待が高まる新しいシーズンを迎えるにあたり、ファンとしても応援していきたいですね。