新世代ホラー映画『TikTok怪談』シリーズの集大成
スマートフォン向けに製作された縦型映画『TikTok怪談』シリーズの第三弾、「TikTok怪談×死霊」の製作が発表されました。この映画は、2024年1月に公開された第一弾「TikTok怪談×ワンミニ女」、そして2024年11月に公開予定の第二弾「TikTok怪談×ノロイ」に続く、シリーズとしては最後の作品になる予定です。
縦型映画『TikTok怪談』の魅力
このシリーズは、2020年から2021年にかけて製作された短編ドラマ「ネット怪談×百物語」の流れを汲んでおり、特に短い尺でサクッと見やすいストーリーが特徴です。特に「Zoom」の画面を想起させる視覚効果によって、緊張感を高める作風が評価されています。
第一弾と第二弾は、各話約10分という短いストーリーですが、多くの視聴者から高い支持を受けており、道を切り開いたシリーズとも言えるでしょう。
「TikTok怪談×死霊」の概要
新たに製作が決定した「TikTok怪談×死霊」は、2025年冬にTikTok上で全5話が公開される予定です。それぞれのエピソードは約10分程度となっており、ストーリーの舞台は知る人ぞ知る心霊スポット。そこに集まった人々に襲い掛かる恐怖を描くとのことで、シリーズの集大成としてまさにふさわしい本格的なホラー作品になることが期待されています。
制作陣とキャスト
『TikTok怪談×死霊』の監督・脚本を担当するのは、前作に続いて入江おろぱ氏です。彼は劇作家、脚本家、作詞家、映像監督として広範なジャンルで活躍しており、コメディからホラー、さらには2.5次元作品やミュージカルまで手掛けています。彼の独創的な視点がもたらす映像表現に注目が集まります。
今後の展開
また、本作に出演するキャストは、特定のオーディションを通じて決定される予定です。マシェバラやmystaを通じた配信イベントや動画投稿が行われ、視聴者が参加できる形式で制作支援のクラウドファンディングも計画されています。公式TikTokアカウントでも過去のシリーズ作品が視聴可能で、ファンの期待を高めています。
監督からのメッセージ
入江おろぱ氏は次のようにコメントしています。「新作の製作が決定しました。閉ざされた地下室、誰も近づかない廃墟……今回は恐怖が交錯する世界を描きます。 何が起こるのか、どうぞご期待ください。」
この新たな恐怖体験、『TikTok怪談×死霊』は、視聴者に恐怖と興奮を共に提供することでしょう。日本のSNS文化を背景にした新時代のホラー映画として、期待が高まっています。