上方落語を楽しむ会
2025-02-14 17:22:20

桂米團治が魅せる!上方落語の魅力を楽しむ会が開催

上方落語をきく会:桂米團治の魅力に迫る



2025年2月16日、国立文楽劇場で「上方落語をきく会」が開催されます。このイベントは、1965年から続く上方落語会の中で最も長い歴史を持つもので、今回は第123回目の開催となります。大阪を舞台に、各世代の実力派の噺家が集まり、多様なネタを披露します。特に注目の桂米團治がトリを務める昼の部は、すでに完売の盛況振りです。

昼の部では、桂米團治を始め、笑福亭松喬、桂米紫、桂佐ん吉、月亭方正、林家染八、桂りょうばの7名が出演します。演目には落語界の新作や定番のネタが用意されており、ファンにとって見逃せない機会となるでしょう。

この落語会は、ABCラジオでも生放送されるため、会場に足を運べない人も楽しむことができます。昼の部の司会はABCアナウンサーの桂紗綾が務め、スムーズな進行が期待されます。

桂米團治の歴史と新たな試み


桂米團治は、1958年に大阪で生まれ、「二代目桂小米朝」として入門。2008年に「五代目桂米團治」を襲名し、今では多くのファンに愛される存在です。彼の落語は、細やかな表現とユーモアに富んでおり、観客を引き込む力があります。今回の「上方落語をきく会」でも、その実力を存分に発揮することでしょう。

米團治師匠は最近、父である桂米朝の生誕100年を記念するため、さまざまなイベントを企画しています。特に、住吉大社に建立された桂米朝顕彰碑は、その功績を称える大きな一歩という意義を持っています。また、兵庫県の尼崎市では、生誕百年・没後十年の特別展が開催され、多くの資料や写真が展示されることとなっています。

「猫の忠信」への期待


米團治師匠がトリを務める昼の部での演目候補には、「猫の忠信」が挙がっています。このネタは、米朝師匠が特に大切にしていた作品であり、独特な演出とストーリーの魅力を持っています。米團治は、猫が登場するユーモラスな世界を展開し、観客はその世界観に引き込まれることでしょう。また、落語を知らない人でも楽しめる内容になっているため、幅広い層の人々がこのイベントを楽しむことができます。

さらに、米團治師匠は社長業を営んできた経験から、経営者としての視点も持つようになり、その人生経験を落語に活かす場面も見られるかもしれません。

まとめ


「第123回 ABCラジオ上方落語をきく会」は、伝統的な上方落語の魅力を新たな形で伝える素晴らしい機会です。落語を愛する人々には堪らない時間になるでしょう。当日は国立文楽劇場で、桂米團治の生の落語を楽しんでみてはいかがでしょうか。さらには、ABCラジオでの生放送もお見逃しなく!

ぜひ、この貴重な機会に足を運び、上方落語の魅力を体験してみてください!


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