台湾・台北にデザイナーズブランドのセレクトショップ「ラグタグ」が登場！

デザイナーズブランドのユーズドセレクトショップ「ラグタグ」が台湾に進出

株式会社ワールドが運営するユーズドセレクトショップ「ラグタグ」が、2025年11月に台湾の台北市に初の店舗をオープンします。店舗は、台北市の人気商業施設「微風南山」に位置し、このエリアは台北101やMRT「台北101/世貿」駅の近くにあり、多くの観光客や地元の人々が訪れるトレンドの発信地でもあります。これにより、ラグタグは台湾のリユース市場における強固な基盤を築こうとしています。

台湾のファッション市場の動向

台湾では、カジュアルな日本ブランドの進出が続き、特に若年層からの支持が高まっています。最近のトレンドとして、多様化するファッションやライフスタイルに応じて、消費者の購買行動にも変化が見られます。このようなマーケット環境を背景に、ラグタグは台北市信義区での出店を通じて、高感度な富裕層をターゲットにした戦略を掲げていきます。宝飾品や高級ブランドなどの拡充を図り、消費者の新たな価値観に適応した商品を提供することがカギとなります。

出店計画と店舗モデル

「微風南山」は、台北エリアで数多くの高級商業施設を運営する微風集團が管理しており、インターナショナルブランドや人気デザイナーズブランドが揃っているのが特徴です。ラグタグが出店するフロアには他の日本ブランドのセレクトショップが集まっているため、シナジー効果が期待されます。店内では個性豊かなブランドを取り揃え、洗練された空間を演出し、専門知識を持つスタッフが消費者と良好な関係を築く手段として力を発揮します。

さらに、店舗とともにのネットショップも立ち上げる予定です。初年度は日本の在庫品を中心に販売を行い、買取や取り寄せサービスを積極的に導入する計画です。このようにオンラインとオフラインを融合させたOMOの推進により、台北進出を足がかりにさらなる地域への拡大を目指します。

「微風南山」の魅力

「微風南山」は、2019年1月に開業した複合型商業施設で、地下4階から地上48階建ての構造を持ち、約5万4,000平方メートルの広さがあります。商業フロアには110店舗が集まっており、台北101やMRT駅に隣接しているため、非常にアクセスの良い立地です。このような環境でラグタグは新たなファッションスポットとして注目されるでしょう。