松井稼頭央氏がシンガポールで野球教室を開催
11月22日から24日の間、元メジャーリーガーであり、埼玉西武ライオンズの元監督でもある松井稼頭央氏がシンガポールで野球教室を開催しました。このイベントは、日本の一般社団法人NB.ACADEMYが主催し、シンガポール在住の子どもたち約100名が参加しました。振興活動の一環として、来月にジャカルタで行われる「第2回アジア甲子園大会」へ向けた予備的な取り組みでもあります。
教室の詳細
イベントはJurong Softball Fieldで行われ、参加者は現地の子どもたち、保護者、スポンサー関係者など多岐にわたりました。内容は、内野守備やバッティング技術に焦点が当てられ、教室では「挑戦」「仲間」「成長」というテーマのもと、野球を通じての学びと交流が強調されました。
参加者の声
参加した子どもたちは、松井氏からの守備の指導を受けて大変感激した様子でした。ある子どもは、「松井さんから守備の基本を丁寧に教わり、もっと野球が好きになりました!」と語り、保護者からも「普段は触れられないような指導を受けて、子どもが目を輝かせていました。」との感想が寄せられました。
松井稼頭央氏の想い
松井氏自身も、このイベントでの経験を大変喜んでおり、「目を輝かせて全力で取り組む姿を見ることができ、大きな刺激を受けた」と語っています。彼は、アジア甲子園の存在は以前から認識していたが、実際に海外で活動できたことに満足感を覚え、新たな国の子どもたちとの繋がりにも期待を寄せていました。
パートナーの声
今回のイベントを共催したPan Asia Advisorsの岡村聡氏も、その成功を称賛。子どもたちが松井氏の指導を熱心に受けている姿を見て、感動したことをシェアしました。特に、当初予定に無かったバッティング指導においては、約1時間も延長して深く教える姿勢を示してくれた松井氏に感謝の意を表しました。
今後の展望
今後、NB.ACADEMYでは、2025年12月に予定されている「第2回アジア甲子園大会」に向け、さらなる準備を進めていく計画です。シンガポールに加え、インドネシアやタイ、マレーシアなどで活動を展開し、野球振興へ努める意向です。
会社概要
一般社団法人NB.ACADEMYは東京都渋谷区に拠点を持ち、日本の野球文化の海外普及を目指しています。国際的な活動を通じて人材育成や語学学習など、多岐にわたる取り組みを行っています。
このように、松井稼頭央氏によるサポートと、参加者たちの熱意が相まって、シンガポールでの野球教室は感じることのできる良い体験となりました。アジア甲子園を背景に、今後の野球振興が進むことを期待しています。