JASRACが新たな海外研究支援を実施
日本音楽著作権協会(JASRAC)は、音楽著作権に関する研究者の国際的な活躍を支援するため、在外研究員の募集を開始した。このプログラム、通称「JASRAC国際フェローシップ」は、海外の研究機関での研究を行う研究者に対し、経済的な支援を提供するもので、今回で第6回目の開催となる。
募集概要
このフェローシッププログラムの募集期間は2026年8月17日から11月30日までの約3ヶ月間。最大3名の研究者が選考され、応募資格としては著作権法の研究に従事しているか、著作権が関わる領域での研究を行っていることが求められる。また、応募者は日本国内の大学や研究機関での勤務や在籍が必要とされ、年齢制限として応募時点で50歳以下であることが条件となっている。
支援内容
選ばれた研究者には、渡航費や滞在費、調査研究のための経費などが支給され、年間最大で600万円の支援が受けられる。この支援は、音楽著作権に関する研究を促進し、フェローが国際的な視野を広げる手助けとなることを目的としている。さらに、在外研究期間は1年以内で、延長も可能である。
選考方法
選考過程は書面審査だけでなく、面接も行われ、その結果を踏まえてJASRACの理事会が最終的な決定を下す。応募者は多様なバックグラウンドを持つ著作権研究者が集まることを期待されており、選考基準も多岐にわたるため、特に独創的な研究アイデアが求められる。結果の発表は2027年3月を予定している。
在外研究の流れ
在外研究の開始は、選考結果が発表された後の18ヶ月以内に設定されており、具体的には2027年3月上旬から2028年9月上旬の間に行われる。本プログラムは、将来的に音楽著作権に関する国内外の研究を一層深め、より良い研究環境を提供することを目指している。
JASRACについて
日本音楽著作権協会(JASRAC)は、1939年に設立された音楽著作権管理団体で、権利者からの信任を受けて音楽著作権の管理を行ってきた。著作権に関する様々な事業を展開し、音楽文化の振興に向けた取り組みを続けている。現在も音楽の利用環境の向上や国際的な連携を強化するための活動を行っている。
この新たなフェローシッププログラムは、音楽著作権研究の未来を切り開く重要な一歩であり、次世代の研究者にとって貴重な機会となるだろう。